[カギ] NDフィルタ付きレンズマウントアダプタが便利

Fotodioxが提供するVizelex ND Throttleアダプタシリーズが良かったのでメモ。


Canon EOS (EF, EF-s) SLR Lens to Sony Alpha E-Mount Camera Body Adapter – Fotodiox, Inc. USA

Canon FD and FL SLR Lens to Sony Alpha E-Mount Camera Body Adapter – Fotodiox, Inc. USA

※現行の製品は青いリング→ギザギザ付きのシルバーのリングに変更されているみたい。自分はEFレンズ用のは現行、FDレンズ用のは旧製品を購入したらしい。後述Matt WhoisMatt Johnsonの動画に出てくるのも旧製品かな。

NDフィルタ付きレンズマウントアダプタを購入したキッカケ

LensbabyのSol 45はソニーEマウント用(というよりミラーレス用)のレンズ長が長い。これならレンズマウントアダプタを介して他マウントのレンズを使用するのと大きく変わらない。同社Velvet 56も似たようなレンズ長に関する特長がある。

[カギ] Lensbaby Sol 45がとても気になる | カギログ

一方、Matt WhoisMatt JohnsonのYouTube動画でNDフィルタ付きのレンズマウントアダプタの存在は知っていた。

折角、レンズマウントアダプタを介してレンズを装着するならそこにND機能が付いていると脱着するモノの数を減らすことができるので扱いやすいかな?ってのがキッカケ。

既に持っているソニーEマウントのレンズは可変NDをステップアップリングを介して使用している

手持ちのレンズはBatisの4本。18mmはフィルタ径が77mmで、その他25mm、85mm、135mmは67mm。動画撮影の際にはケンコー・トキナー バリアブルNDX(77mm)とステップアップリング(67mm→77mm)を使用している。マンフロットのXUMEで濃度の違うNDフィルタ(バリアブルNDXは~ND450相当なのでND500とかND1000とか)を取っ替え引っ替えしたり。

[カギ] マンフロット XUMEでレンズフィルタの交換が簡単になったら動画撮影を楽しめるようになった

ケンコー・トキナー バリアブルNDX

ND2.5からND450までをリングを回転させるだけで調節できる。暗さ(濃度)が足りない場合のみ別途用意したND500やND1000を使えばカバーできる明るさの幅が増える。


バリアブルNDX | ケンコー・トキナー

難点はサイズが2種類しかないところ。67mm径のレンズを使うときには77mm→67mmステップアップリングで使ってる(67mmの可変NDを別途(別の会社のモノ)を購入したけど、結局ケンコー・トキナーのバリアブルNDXを使ってる)。

しかし、それ以外の径のレンズ毎にステップアップリングを用意するのも面倒だったので(今回のLensbaby Sol 45用にフィルタ径46mm⇔77mmのステップアップリングを取り付けなくてはならない)これは好都合。

B&Hで購入

Lensbaby Sol 45を買おうとしていた所、せっかくお手頃価格なのにLensbaby公式から購入すると送料が50ドルもかかるので躊躇してた(その後、無事に国内で発売されたので今だとワザワザ海外で購入する必要はない)。

色々見ていたら送料の安いB&Hでも取り扱っているのを発見。先述のYouTube動画を参考に(彼のはFマウント⇔Eマウントだけど)Vizelex ND Throttle Lens Mount Adapter – Canon EOS (EF / EF-S) D/SLR Lens to Sony Alpha E-Mount Mirrorless Camera Body with Built-In Variable ND Filter (1 to 8 Stops)をLensbaby Sol 45とともに発注。

過去に国内の量販店でNDフィルタ付きレンズマウントアダプタを見かけたけど結構なお値段だった(ケンコー・トキナーのバリアブルNDXと同じくらいの値段だった記憶)。それと比べると断然お安い。

8月9日に注文して13日には発送されている(メールのログから)。

1ヶ月以上使ってみて雑感

もちろん、この商品も万能じゃない。ある程度使ってて好きな/好きじゃないところが見えてきた。

NDフィルタ付きレンズマウントアダプタ/Fotodiox Vizelex ND Throttleアダプタシリーズの好きなところ

露出の変更が簡単

カメラを構えたままで絞り値、シャッタースピード、ISO感度とともにNDをダイヤルで操作できるのはとても楽ちん。

ピントが合っているように見える範囲はこれ(=絞り値確定)、動きをこのくらいブラしたい(=シャッタースピード確定)、ノイズを許せるのはこの範囲(=ISO感度確定)」…となった〝後に〟もう少し露出を下げたい場合にファインダーを覗いたままNDの値を変えていけば理想の画に近づく。

設定 (自分の考える)効果1 (自分の考える)効果2
絞り値 ピントが合っているように見える範囲を決める ピントが合って〝いない〟ように見える範囲を決める
シャッタースピード 動きをどの位表現するかを決める 被写体をどれだけ止めて写すかを決める
ISO感度 少ない光量をどれだけ増感させるか 増感ノイズをどこまで許容するか

自分の所有しているデジカメではISO感度を上げると光量が少ない所は増感してくれるけど、逆に光量が多い所については同じだけ(比例して)増感しているように見えない気がする(光量が多い所は違いが出難いのかもしれないし、カメラメーカによって異なるかもしれない)。「(微調整が難しいので)Dレンジオプティマイザーをかけるほどでは無いけど明暗差が大きい被写体を上手におさめたい」ときにISO感度を上げて撮影する場合がある。

Dレンジオプティマイザー スペシャルサイト | デジタル一眼レフカメラ“α”(アルファ) | ソニー

また、撮影するシーンが星空とか増感ノイズが大きく影響しない場合がある。一概に許容出来るISO感度値が数値で決まるものじゃなく、相対的に決めることが出来る気がしている。

全てが一体になっている

それ以上に良いのは他のマウントアダプタと同じ大きさなのに可変NDが内蔵されているということ。

ワザワザ別の何かを取り付けたり、アクシデント的に落っこちる心配がない。一体化している機構は気分的に楽。鞄の中に放り込んでおくだけでレンズ先のフィルタを気にしなくて良いってかなりストレス減る。

左がレンズアダプタ、右がND付きレンズアダプタ

左がレンズアダプタ、右がND付きレンズアダプタ

値段が安い

そして、最後に価格。レンズマウントアダプタと可変NDフィルタを別々に購入すると簡単に80ドル以上になってしまう(以下は自分が購入したB&Hの同商品ページ)。

FotodioX Canon EF/EF-S Lens to Sony E-Mount EOS-SNYE-PRO-NDTHRTL

ただ、低価格のフィルタだと画質が悪くなると心配する人もいるのであまり参考にならないかも。

もともとレンズアダプタを介して使用するレンズがLensbabyのSol 45だったり、古いFDマウントレンズのようにクセのあるレンズなのでNDフィルタによる品質低下は(個人的に)追加の味付け程度にしかならない。

そもそも細かく比べる力量は無いのでその違いが影響していない。人によっては(特に撮影後の処理/カラコレ/カラグレする人には)影響は大きいだろうけど。

詳しく知りたい人はDave DugdaleのNDフィルタについての動画で可変/固定NDフィルタによる画質の低下(色温度変化、コントラストの低下、シャープネスの低下、ボケの品質低下)について知っておいた上で検討すると良さそう。

NDフィルタ付きレンズマウントアダプタ/Fotodiox Vizelex ND Throttleアダプタシリーズの好きじゃないところ

フィルタ無しと比べて暗い

まず最初に最小値でも1ステップ分暗い(商品によってまちまちだが、購入したVizelex ND ThrottleはND2始まり)。それを避けるにはNDフィルタのついていないレンズマウントアダプタに取り換えるしかない。出先でそれは面倒くさい。NDフィルタ付きマウントアダプタとついていないレンズマウントアダプタを持ち歩くのもイヤだし、(FDマウントならたまたま持っているけど)EFマウントだったら別途購入しておかないとならない

自分の解決法はとても簡単で「暗くなるなら明るいレンズを買えば良いじゃ無いか!」の発想。ほど良い焦点距離でレンズマウントアダプタを付けてもそんなに大きくならないサイズ感のレンズ(50mm辺り)を狙って持っているレンズより明るいレンズを探した。

Canon New FD 50mm F1.2 L

元々、親父からCanon New FD 50mm F1.4をもらって楽しかったのと手ごろな価格で中古販売されてたので同じマウント、同じ焦点距離のスペック違いを購入(初めて中古レンズをショップから買った♪)。


New FD50mm F1.2L – キヤノンカメラミュージアム

開放値F1.4のCanon New FD 50mm F1.4については以下。

[カギ] Canon New FD50mm F1.4

マニュアルでのピント操作

次に基本的にレンズのピント調節はマニュアル操作になる。

自分は取り付けるレンズがもともとマニュアルフォーカスレンズなので特に気にならない。動画だと特に。自分の場合、勝手にフォーカス位置が変わると困るのでカメラの振り方とかフォーカスポイントを上手く組んでオートフォーカスを使う以外はフィックスか手でピントリングを回すことになる。


Lensbaby Sol 45とVizelex ND Throttleは大体同じくらいの大きさ

Lensbaby Sol 45とVizelex ND Throttleは大体同じくらいの大きさ

とにかくNDフィルタを別に用意しなくて良いのでカメラにレンズ一本付けて持ち出すときには自然とVizelex ND ThrottleとLensbaby Sol 45のセットを選んでしまう。写真だけの場合は良いのだけど、Lensbaby Sol 45だと動画も録りたくなるので相乗効果的にVizelex ND Throttleがベストマッチなのだと思う。

こっちはCanon New FD 50mm F1.2 LとVizelex ND Throttle

こっちはCanon New FD 50mm F1.2 LとVizelex ND Throttle

購入後に同じ組み合わせで使用している人がいたので紹介。

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