[カギ] Xperia新製品タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加、Xperia 1について伺えた #Xperia #Xperiaブロガー

Xperia 1

ドコモが2019年夏の新商品13機種を発表した翌日に品川で開催されたブローガーミーティングに参加してきた。


報道発表資料 : 2019年夏 新商品13機種を開発・発売 | お知らせ | NTTドコモ

当日タッチ&トライできたのはXperia 1とXperia Aceの2機種。それぞれ各ブロガーに1台ずつ開発機が用意されてイベント中は触り放題。ただし開発機であることから、目玉の一つであるカメラ機能を試すことができても撮影した画像を持ち帰ったり、ネット上にアップすることができないという事だった。気になったのはフラッグシップ機にあたるXperia 1だったので主にその機種について。


国内初お披露目!「Xperia 1」タッチ&トライレポート『1から生まれ変わったXperia』|Sony’s feature | ソニー
こちらは4月16日に報道機関向けに開催された「Xperia 1体験会」に関するソニー発信のイベント記事

Xperia 1概要

仕様的な難しいお話はここを参照して個人的に興味があるポイントをピックアップ。

Xperia(エクスペリア) 1 | 仕様 | ソニーモバイル公式サイト
  Xperia 1
サイズ 167mm x72mm x8.2mm
重さ 178g
CPU Qualcomm Snapdragon 855 2.8GHz+1.7GHz オクタコア
バッテリ 3,200mAh
メモリ 64GB ROM / 6GB RAM
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth v5.0
メインカメラ(超広角) 1,220万画素 / 16mm / F2.4
メインカメラ(標準) 1,220万画素 / 26mm / F1.6
メインカメラ(望遠) 1,220万画素 / 52mm / F2.4
フロントカメラ 800万画素 / F2.0
動画記録サイズ 4K / FHD / HD(フロントカメラはFDH / HD)
防水・防塵 IPX5/IPX8  ・ IP6X
ワイヤレス充電 無し

この機種で注目されているポイントを掻い摘まむと以下。

  • Xperiaのパープルが復活し、ブラック、グレー、ホワイトもある
  • 21:9の6.5インチ4K 有機ELディスプレイ
  • 薄さ8.2mm、質量178g
  • 超広角、標準、望遠の3つのレンズを備えたカメラ
  • 瞳AF、トラッキングAF、光学式の手ブレ補正、ノイズリダクション
  • DOLBY ATMOSに対応し、音質のチューニングで強化されたサウンド環境
  • マスターモニター技術を活かしたクリエイターモード、HDRアップコンバート機能
  • 映画撮影を擬似的に体験できるアプリCinema Proの搭載
  • 21:9の6.5インチ4K 有機ELディスプレイ(CinemaWideディスプレイとDOLBY ATMOS)

    この中で気に入ったのが特徴的なディスプレイでアドバンテージを持つことのできる動画視聴環境、ゲームプレイ環境について。

    21:9のCinemaWideディスプレイという名前の通り、映画館のスクリーン比率に近く、エンターテイメント用途に最適化されたハードウェア仕様。

    更にホームシアターシステムに搭載されるようなDOLBY ATMOSに対応し、ソニー・ピクチャーズの協力を得てサウンドチューニングされている。

    ドルビーアトモスオーディオ技術
    〝サウンドが周囲の3次元空間で動き回るため、自分がそのアクションの中にいるかのように感じられます。〟

    ゲーム環境としてのXperia 1

    この画面サイズと音響環境の組み合わせによって映画や動画サイトの映像視聴時に没入感を得ることができる。これはXperia 1でゲームプレイするときにも感じることができる。

    ゲームの場合、ディスプレイの表示域が広いため、画面上にコントローラを表示させても邪魔にならずプレイに集中できる。

    スマホ用のゲームではこの21:9の画面サイズを活かすための「カスタマイズを行っている物があるので、今後は動画面サイズに対応/非対応を目安にゲーム選びをすることがあるかも」とタッチ&トライ当日には伺った。実際にイベント時に紹介されていたゲームの3タイトル(「Asphalt 9 Legends」「フォートナイト」「伝説対決 -Arena of Valor-」)は協力を得てこの21:9ディスプレイに対応させているらしい。

    上記動画でわかるように表示域の広いXperia 1 (動画の上側にある端末)では右側の踊っているキャラクタの全体が映し出されているのに、下の16:9の端末では身体の半分が見えなくなっている。

    アスペクト比9:21の新型スマホ「Xperia 1」ハンズオン。ソニーの映像技術が詰め込んだ有機ELパネルとゲーマー向け機能に注目 – 4Gamer.net

    また、Xperia 1には〝ゲームエンハンサー〟機能が搭載されている。この機能は、プレイ中の通知を出さないようにしたり、メモリを開放して最適化を図ったり、攻略サイトを画面分割で見ながらプレイしたり、を可能にする。プレイ中の画面を録画して公開する機能も持っており、PlayStation4や噂されているPlayStation5のようにSNSフレンドリーなゲームプレイ環境を提供してくれる。

    色々調べてみた所、この〝ゲームエンハンサー〟にあたる機能はGalaxyシリーズやZenFoneシリーズにも搭載されており、よく知られている機能みたい。

    外観:薄さと高級感

    今回のイベントで最初に興味をもったのはこのサイズ感/外観。

    説明中にも話にあがったように縦長の端末外観はXperia Z Ultraを思い出させる。その割に薄く、重量バランスも良いため「大きいのに持ちやすい」という印象。ネット上でよく目にする表現だけど、ホント持ったらわかる。

    Xperia 1を持ったときのサイズ感

    Xperia 1を持ったときのサイズ感

    薄さも一つ前の機種であるXperia XZ3と比べて薄さを-1.8mm(9.9mm→8.2mm)としてきた。また、重さは-15g(193g→178g)となっている。

    因みにXperia Z Ultraは画面サイズは6.4インチ、薄さ6.5mm、212gなので当時は更に薄い端末だったんだと再確認。


    Xperia(TM) Z Ultra | Xperia(TM) Tablet | ソニー

    XZ3と比べたらかなり薄くなっているけど、Z1(8.5mm)やZ2(8.2mm)、Z3(7.4mm)当時レベルまで厚みが〝戻った〟とも言える。若干、厚ぼったかった前機種よりも個人的にこっちの路線の方が好み。

    暗い会場での写真でわかり難いけどXperia 1の薄さはこんな感じ

    暗い会場での写真でわかり難いけどXperia 1の薄さはこんな感じ

    実際に外観デザインをされた方とお話をしたところ、今回の企画段階で8.2mmを目標値に決めたのは21:9のサイズを決めたのと同じくらいのタイミングだったそう。

    一番この薄さの実現に貢献したのは指紋認証センサをサイドに持って行った(戻した)ことと伺った。

    画面中央のフレキ先についているのが指紋認証センサ

    画面中央のフレキ先についているのが指紋認証センサ

    指紋認証センサを背面に配したままで端末全体の厚みを薄くすることは難しいと判断し、サイドに移動させた。結果として前の機種のセンサ位置に戻った形になった。

    次に貢献度が高いのが外側のガラス。これを薄くすることで薄さ8.2mmを達成できた、と担当者の方。

    Xperia 1の背面側ガラスパーツ

    Xperia 1の背面側ガラスパーツ

    Xperia 1はとても軽い端末だけど、持ったときの重さのバランスが良く(変に一方に偏っていない)、また、触り心地も高級感がある。軽さをうたった端末を触ると重さ重視でプラスチック系の素材を使ってしまい、触り心地が安っぽくなりがち。Xperia 1は感触を大切にしてガラス素材にこだわる。その上で強度の確保を怠らない。新しい機種が出る度に薄くて強いガラスが投入されている感。

    もちろん機能は向上するのでその分フル稼働する端末は熱を持ちがちとなる。それを上手に排熱するための検討も並行して走っているので「どう折り合いを付けて目標を達成するか?」がキモだった様子。

    「ソニーだけが実現できる想像を超えたエクスペリエンスを実現する」機種としてのXperia 1

    正直、世の中的には「そんなに凄い機能は要らないよ」と一蹴されそうな雰囲気のある開発コンセプトがXperia 1に設定されていた。メディアで良く書かれている『テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニーであるソニーが、薄型テレビ「ブラビア」や、デジタル一眼カメラ「α」で培った技術を惜しむことなく盛りこむ』と言うもの。

    この話を聞いたことが、イベント中に各担当者とお話をした時にXperia 1を欲しくなった最大の理由。

    最近はスマホに載せる機能も頭打ち感があるし、単純に単価を上げる要因にしかならないスペック競争が展開されている印象を持っていた。そんな中「自社にしかできない事をしよう」的な、他社との差別化の基本に立ち返った姿勢は好感を持てたし、Xperiaにはそう在り続けてもらいたい。

    会場にいたソニーの中の人に話を聞くときに「なんでこれが企画として採用されたの?」という質問をすることが数回あったのだけど、どれもこのコンセプトが打ち出されていなかったら採用されなかった可能性が高い物ばかりだった。CinemaWide(21:9の)ディスプレイ、DOLBY ATMOS、クリエイターモード、α譲りのカメラ性能…等々、誰が望んでるの?誰がそこまでの品質を必要とするの?と疑問に思う機能を採用して、実際に製品に入れ込んできている。

    ここでは使用技術そのものを搭載したものと、(技術を持っていたとしてもスマホの小さな筐体に使用することを目的にしていないため)仕様技術のノウハウを注ぎ込んで近い所まで再現しようとしたものに別れる。

    HDRリマスターやアップスケーリングなど、せっかく搭載された4K有機ELディスプレイ性能を最大限に引き出してくれる機能はあってしかるべきだし、その繊細な映像表現が可能になっていることはシンプルに喜ばれそう。

    また、カメラに瞳AF、追従AFの搭載で簡単・綺麗に写真を撮ることができるスマホが欲しい人は多い。

    モデルに動いてもらってXperia 1で撮影するコーナーもあった

    モデルに動いてもらってXperia 1で撮影するコーナーもあった

    シッカリと手振れ補正機能が付いていて夜景も綺麗に撮影することができる。別途カメラを持ち歩かなくてもコンデジに匹敵する写真が撮れるので、それだけでXperia 1を選択してもよい。(イベントでは開場を暗くしてもらってガラス越しの夜景を撮影させてもらえた)

    実際にXperia 1で夜景を撮影してみることもできた

    実際にXperia 1で夜景を撮影してみることもできた

    この辺りは技術を駆使して小さな筐体に直接搭載した例。

    そんな中に〝クリエイターモード〟

    説明には「クリエイターが見せたい色に忠実な画づくり」とある。とても高価なプロ用ディスプレイのマスターモニタに近い再現性を持っているってことだけど、誰が必要とするのか?と疑問を持ってしまう。

    マスターモニターを展示してクリエイターモードの説明があった

    マスターモニターを展示してクリエイターモードの説明があった

    厳密には映像ファイルの色をディスプレイ上で再現するときのチューニングをプロ仕様の機材を製造しているチームの協力を得て近い物に仕上げたパターン。

    ただ、このクリエイターモードが凄い。

    実際、プロ用のマスターモニタを見る機会なんて無かったけど、自分が見てきた色んなPCモニタやスマホやタブレットのディスプレイにはない高い色の再現性に素直に驚いた。自分自身の言葉で言うと「ディスプレイ越しの映像と実際に自分の眼で見た映像が一致してる」という感じか。

    どうしてもディスプレイに映すと肌のきめ細かさとか物体の質感が失われたり、何か色のフィルタをかけたような加色があったりして「映像だな」と感じる。それがマスターモニタだとその違和感が無い。現場にいて見ている物がディスプレイの枠の中で表示されているように思える。

    更に映像制作の現場では見た目そのまま以上の表現がされる。そのクリエイター側の意図を汲み取った画づくりがなされ、ソレを再現することがこのマスターモニターでは可能となる。

    ここで言う〝画づくり〟は見せたい物に注目させるための撮影技術だったり色その他の加工技術だったり。写真で言う主題を見せる為にそれ以外にボケを持たせる、というのに近い(美しく見せる為にシャドウを下げ、ハイライトを上げて、中間調をテイストに合わせて調整するなど)。

    マスターモニターとXperia 1で同じ映像を流して見比べることができた

    マスターモニターとXperia 1で同じ映像を流して見比べることができた

    その後にXperia 1を見ると遜色の無い色の再現性が発揮されていることがわかる。

    面白いことに〝逆に〟「無駄にXperia 1が欲しい!」って思ってしまうのが「その高い再現性を持ったディスプレイの機能を活かすシーンが自分の周りにそうそう無い」ということ。あったとしてα9で撮影してiPad Proで編集した動画の確認をして色味調整の訓練をするくらいか…。

    ただ、身の回りでそういった機会を増やしていくことで正しい色での動画/写真撮影、カラーコレクション、カラーグレーディング、現像に繋げて行ければ、と思う。

    最後に、この担当者に「この技術を搭載したTabletを作って欲しい、動画編集アプリメーカと協力してアプリも提供して欲しい(意図としてVegas Proが欲しいとは要っていない)」は伝えた。価格がどうなるのか考えると「何言ってるんだ、コイツは」な意見だけど、クリエーターに寄り添った機能・体験の提供を打ち出したのならそういった商品に派生していっても良いと思う(し、iPad Proも結構なお値段するので、あわよくば個人でも買うかもしれない思た)。

    また、プロ用デジタルビデオカメラのVENICEの用なインタフェースで細かなマニュアル設定と「Look」設定を持つCinema Pro(スマホアプリ)が提供される。

    VENICE譲りのシネマ撮影アプリCinema Pro

    VENICE譲りのシネマ撮影アプリCinema Pro

    RAWで録ってLUTをかませそうな雰囲気だけど、RAWファイルで録れないし、プリインストールされている「Look」を選択できるだけである事と、Xpria 1への初期インストールされるアプリ(他の端末には提供されない)となることには注意が必要。

    映像作製に興味を持ち始めているからか、ディスプレイの性能や映像制作目線での興味が先行していた気がする。そういった興味を持っている人には刺さるスマホなのかも、と素直に感じることができた。

    せっかくのディスプレイサイズの無駄

    せっかく21:9画面にしているけど、それを活かしたUIを提供できる物とそうじゃないものとがある。例えば写真アプリで無駄なスペースが左右にあるようでもったいない。これは21:9マルチウィンドウを活用したときに活きる部分なのかも知れないけど。

    上がXperia Ace、下がXperia 1で高解像度、広い画面に無駄が多い印象

    上がXperia Ace、下がXperia 1で高解像度、広い画面に無駄が多い印象

    Xperia 1 Style Cover Touch(SCTI30)

    アクセサリーのSCTI30(Xperia 1 Style Cover Touch)が良い。ぴったりフィットして嵩張らない。

    Xperia 1 Style Cover Touch(SCTI30)を装着した

    Xperia 1 Style Cover Touch(SCTI30)を装着した

    カバーを閉じたまま操作ができるので普段はカバー付きで、ディスプレイ能力を活かした使用をする場合はカバーを外して運用するときに切り替えがスムーズ。

    閉じたままでも操作可能なXperia 1 Style Cover Touch(SCTI30)

    閉じたままでも操作可能なXperia 1 Style Cover Touch(SCTI30)

    イベントではカバーは同時発売と言われていたのでXperia 1の発売は6月中旬以降になるのかな。


    アクセサリー 商品一覧 | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
    お知らせの所に〝2019年6月中旬以降発売予定です〟とある。

    久し振りのブロガーミーティング

    今回の参加者は60名程度。全員分の端末(Xperia 1とXperia Aceの両方)を開発機で用意いただいた(開発機なのでラインで製造していないから端末単価はかなりの物という説明をされていた)。

    主に説明を担当したマーケティング部安達担当部長

    主に説明を担当したマーケティング部安達担当部長

    そして中の人が総勢30名でおもてなし。それぞれの機能ブース毎に関係開発者を複数名配置し、2時間という限られた時間の中でも特に待ち時間なく、色んな話を聞くことができた。

    ネット上や量販店、ソニーストア、キャリアショップで接することのできる端末ではあるけど、こういったイベントで直接開発者の方と話ができるのはとても有意義。端末そのものにも興味が強くなるし、自分で使う端末を選ぶときに有用なトレンドの把握にもなる。

    単純に端末を触ることができる、メーカのアピールポイントを聞くことができるだけでは無くて、こちらが興味を持ったポイントを直接確認したり質問できるこういった場として今回のブロガーミーティングに参加できたのはとても嬉しい。

    運営側から提供いただいたイベントの集合写真

    運営側から提供いただいたイベントの集合写真

    毎回思うが、あっと言う間に終了時間になるのでせっかく久しぶりに会った友達とゆっくりお話しする時間が無くて帰ってからションボリする。これはウマいことなんとかしないと、と思うけどマジ勿体ない。

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