[カギ] フォトブックをつくる

始めて作ったフォトブック

カメラを買ってから写真の撮影が楽しくて仕方ない。「もっと素敵に」撮りたくなるので知り合いにフォトウォークに連れて行ってもらったり、ふらっとカメラを持ってお出かけしたり。時には友達のライヴやイベントで写真担当をさせてもらう。

そうやって場数を踏むこととは別に、良い経験になったのが「フォトブックをつくる」ということ。

初めて作ったフォトブック

初めて作ったフォトブック

フォトブックとの出会い

もともと色んな人から「フォトブックでポートフォリオを作成すると良いよ」とは聞いていたし、色んな本にも書いてあった。

そんな中、震災後の現地をずっと撮り続けているカメラマンからの「やっぱり現像すると写真撮影の勉強になるよ」という言葉を聞く。彼が言うには「技術を知って現場で試行錯誤するのも経験になるけど、更に撮った写真を”復習する”ことはもっと大切。撮った写真をただ画面で眺めているだけではなく、現像してポートフォリオをつくると本当に意味のあるものになる。」と。

フォトブックを作るまでの過程で色んな”気付き”があるし、次の撮影に活かせる”ナニカ”が身につく。自分のこの瞬間のベストを他の人に見てもらう、若しくは自分で見渡す/見返す物になる。

フォトブックを作るまでの流れとポイント

写真を1枚現像するのもそれなりにお金がかかるので選別から始まる。

選別した写真をドキドキしながら現像依頼する(ポジになって返ってきた時はとてもワクワクした)。ブックに無造作に並べるのも良いけど、どう見て欲しいか?をストーリーで配置していく。自分で出来上がったフォトブックを何度も見返す。時には人に見せる。流れをメモ。

先ずは現像に出す写真を選ぶ

自分は取り敢えず40枚でフォトブックを作る目標で選ぶ。

初めて現像をした時は選び切れないため、55枚を現像した。印刷された写真を見ながら40枚に削ったものをフォトブックにした。

何枚もある写真から選ぶ時にはとても悩む。

「この撮影場所は好きだけどここばかりだと雰囲気が偏る」とか「他の写真と比べると、この2枚が良いけどどっちも似たような演出になってしまう」とか考えながら選んでいくと「次はここでこういった雰囲気で撮ろう」とか考えちゃう。

選んだ写真は後で名刺やオンラインポートフォリオとして使う為にFlickrでセットを作って登録しておくと楽。

Moo用の写真が自分のオンラインポートフォリオ

Moo用の写真が自分のオンラインポートフォリオ

後で現像依頼するために同じ写真をローカルにjpgで保存しておく。

現像依頼

街の現像屋さんや家電量販店で依頼しても自宅にプリンタを購入して現像しても良いけど、安価なオンラインショップに依頼している。ここは前述のカメラマンに教えてもらったショップ。


写真現像 写真プリント注文 シャシンヤドットコム

 六切サイズが100円/枚というお値段。55枚頼んだ場合、送料(500円)込みで6,000円というコスト感。

自分はjpgの端から端までをキチンと現像したかったので六切サイズでノートリミングオプション(余黒)を選んだ。その時は送料込みで14,250円(1枚あたり約260円?)。

安く抑えたい場合は自分で余白を黒で作ったjpgにして現像すればok(そのワザを当時は知らなかった)。

因みにオンラインで依頼した後に電話で連絡してノートリミングオプション、余白は黒で、等の指定をして金額を確認すると確実。

ここは仕事が速く、夜に写真をアップしておいて翌朝に電話で詳細を詰めたらその日の夕方には発送してくれてた気がする。

仕事が速いだけではなく、色がシッカリ出ていたので自分は気に入った。

現像結果は場所によって全然異なるらしいので自分の理想を求めて現像屋さんを転々とする人もいるらしい。最終的には自分で現像スペースを借りてやってしまう人もいるみたい。

アルバム(空ブック)購入

現像サイズを決めたらそれを入れるアルバム(空ブック)を用意。六つ切りのブックを買ってページ一杯に入れると手頃なサイズ感だけど、余黒が入っていしまうので四つ切のアルバムで黒台紙を選択した。

ブックのテーマにあわせたアルバム(空ブック)を選んでも良いし、どんなジャンルの写真が来ても良いような個性が強すぎないものを選んでも良い。

このブックをつくった時はライヴ写真だけを集めたかったので暗めの色にしたいと思い、こちらを購入した。


プレミアム | ポートフォリオ | コスモスインターナショナル

こちらの”ガワ”にあわせたリフィルを20枚(両面で40ページ分)を購入。

ブック作成

 届いた現像写真を見ながら買ってきたリフィルにレイアウトするだけ。

レイアウトする”だけ”なんだけど「似たようなライヴの写真を20枚もめくるのは見る人にとっては苦痛かもしれない」「40枚もの写真がざっと並んでいても一番見てほしい写真に目が留まってもらえないかもしれない」と考えると必然的に写真の順番に頭をひねり始める。

「最初はいろんなスタイルでバンドメンバーを撮れることを見てもらって、次に躍動的な写真や複数枚で表現する写真を見せて、一番見てほしい写真へ。その後はライヴ会場をイメージする写真やオフショット的な写真でクールダウン」という構成で考えたと思う。

現像した写真は手に取って全体感を掴むことができる。「この角度ならここくらいまで絞ればよかった」とか「このポイント(人や目印となる色)がここに来るまでシャッターきるのを待てばよかった」とか。

フォトブック作成、その後

フォトブックをつくってから人に見せたことは数回しかないけど、見てもらうと「この部分が良い」とか「これはこうした方が」という意見を聞ける。でも本当はその人のフォトブックを見せてもらう口実になる方が大きい。

他の人のフォトブックを見ると彼、彼女なりの選眼、ストーリー、バラエティを見ることができて新しい発見になる。雑誌掲載の”一枚もの”を見るのとは違った側面が見れる(一枚勝負と流れの中の一枚は異なる為)。

良いものは取り入れて、反省すべき点を発見して。

撮影した写真はどんどん増えていくのでマイベストの40枚を決める自分内会議を定期的に開くと良いと思う。補欠を入れて50枚とかでも。何かを入れると何かを外さないとならなくなる。全体のバランスや得意な分野が見えてくる。現在自分は好きなのを集めてるくらいしかしていないので悩むことが少ない。もともと選びたいと思う写真も少ないこともあって今は難しくないけど数が増えると頭を抱えることになると思う。それが良い勉強や、次の撮影のモチベーションになる。

一度自分のブックを雑誌の編集長に見ていただく機会があり、その時には狙った写真で手が止まった。自分が作ったストーリーや思惑が当たったんだと思う。「君は海外の音楽雑誌の雰囲気が良く出てる写真の構図感を持ってるね」と褒められた記憶。

写真家の写真集も良いけど何かのコンセプトに絞った写真のため制約が大きい分身動きがとり辛い。でもフォトブックはその人のすべてをさらけ出そうと必死なのでその分、見応えがある。

Mooで名刺の作成

写真を撮るようになって、イベントで名刺を配りたくなった。何かの機会にカメラ係として声をかけてもらいたくて。

その時に自分のプライベートな情報を載せた名刺が必要になったときに親友からMooというサービスを教えてもらって、今もこれを使い続けてる。


MOO | Custom Business Cards, MiniCards, Postcards and more… | moo.com

名刺作成のオンラインサービス。50枚作って送料込みで26ドル程度。

Ask MOO About: How much will my order cost? | moo.com
右上の通貨を選択して一番レートが良いものを選ぶが吉

このMooでは裏面に自分のFlickrにアップした写真を選ぶことができる。50枚購入してすべて別の絵柄にすることも2枚ずつ25パターンつくることも。

いろんなパターンで作っておくとその人の印象や好きそうな絵柄を選んで渡すこともできるし、相手に選んでもらうこともできるので楽しい。

 ポートフォリオと同じで常にマイベストを選んでおくことで次に名刺を発注する時にはその時の最高の写真が選ばれてるので手間がかからない。

フォトブックの更新

急にMooの話を出したのも理由がある。

このMoo向けに選んだ写真が半分以上新しいものになった時、また現像に出そうと思ってる。

現像した写真でupdateされた自分のフォトブックをつくりなおす、というイメージ。

それまでにどんどん良い写真を撮れるようにならないと!っとまた焦る。

シェアする

コメント

コメントを残す

*