[カギ] オンライン現像する時の余黒をPhotoshopで作る方法とPhotoshopのアクションの活用

黒にしたいのでここで黒を指定する

写真を現像する場合、自身のカメラで撮影した画像の縦横比とプリントサイズの縦横比が異なる場合がある。

その場合、余分な部分はオンライン現像屋さん側でトリミング(カット)されてしまう。

ノートリミング(全面出し)オプションを付けて撮影した画像全体を現像し、足りない部分は白(または黒)にする事も出来るけどその場合にはオプション料金が発生する。あらかじめ自分でプリントサイズに合わせて余白(または余黒)をPhotoshopで設定しておき、トリミングが発生しないようにする方法をメモ。


画像編集・加工ソフト | Adobe Photoshop CC

以前エントリーしたフォトブックを作るのに使用したオンライン現像ショップのページが分かり易いので引用。

[カギ] フォトブックをつくる | カギログ

※ブックを作る流れのエントリー


写真現像 写真プリント注文 シャシンヤドットコム
このショップの現像品質が好きであれば六切サイズが100円/枚で現像できるのでかなりオススメ

プリントサイズについて

各ショップで現像できるプリントサイズがあり、それぞれの縦横サイズ(mm)、及び、縦横ピクセルが決まっている。シャシンヤドットコムで一番お勧めになる六切サイズの場合は203mm×254mm(2,398px×3,000px)となる模様。トリミングするには4つの方法がある。

写真プリントサイズ&解像度について — デジカメ写真現像|デジカメプリント注文|シャシンヤドットコム

a) 自動トリミング

撮影した写真がこのサイズに収まるように拡大縮小されてはみ出る部分はトリミングされてしまう。

写真が切れる現象について — デジカメプリント注文サイト シャシンヤドットコム

b) 手動トリミング

このページにあるようにトリミング位置が勝手に設定されてしまうのを避けるために、このショップでは自分で規定のプリントサイズ枠を調整する事が出来る。

トリミング機能の使い方 — デジカメプリント注文サイト シャシンヤドットコム

c) ノートリミング(全面出し)オプション

更に自分の撮影した範囲全部を印刷したいプリントサイズに落とし込みたい場合はノートリミング(全面出し)オプションを頼むと撮影された画像が全てプリントされ、プリント用紙の余った部分には余白/余黒が入る。

「ノートリミング(全面出し)」とは、画像データを切ることなく、全面をプリントし、プリント用紙の余った部分を白く(または黒く)する作業のことです。 余白の寸法指定を承ることはできません。ノートリミング(全面出し)オプションをご希望のお客様は、ご注文時に「ノートリミング(全面出し)を指定する」というチェックボックスをONにし、写真ファイル名などを「ショップへのコメント欄」にお書き添えください。
●価格  – 加工料として1画像につき150円うけたまわります(プリント料金別)。
(サイズ違いをご注文の場合もサイズごとに150円かかります。)

自分は前回、このノートリミング(全面出し)オプションで余黒を設けた。自分が撮った写真をトリミングすることはなかったけどオプション料金が150円/枚が加算されて250円/枚になった(同じ写真を2枚以上印刷する場合は最初の1枚にのみこのオプション料金150円がかかると言うもの)。

d) 余白(余黒)を自分で設定する

そこで印刷依頼の際にアップロードする画像を最初からプリントサイズに合わせて余白(余黒)を設けておけばトリミングされることなく、通常料金(六切サイズなら100円/枚)で撮影した範囲全部を印刷出来る。

Photoshopを使ってその余白(余黒)を設定する方法を記載。

プリントサイズに合わせて余黒を設定する方法

Photoshopで画像ファイルを読み込む。

余黒を設定したいjpgをPhotoshopで読み込む

余黒を設定したいjpgをPhotoshopで読み込む

 この写真は5,073px(536.89mm)×3,382px(357.93mm)の横長サイズ

この写真は5,073px(536.89mm)×3,382px(357.93mm)の横長サイズ

流れは次の通り。

  1. プリントサイズの確認をする
  2. プリントサイズ比に最大表示される画像解像度のドキュメントサイズを変更
  3. カンバスサイズをプリントサイズにあわせる
  4. 別名で保存

プリントサイズ(今回は六切サイズ)を確認する。

写真プリントサイズ&解像度について — デジカメ写真現像|デジカメプリント注文|シャシンヤドットコム

シャシンヤドットコムの六切サイズは203mm×254mm(横長だと254mm×203mm)

シャシンヤドットコムの六切サイズは203mm×254mm(横長だと254mm×203mm)

規定サイズの長辺が画像ファイルの長辺になるようにドキュメントサイズを変更する。

[イメージ(I)]-[画像解像度(I)]を選択

[イメージ(I)]-[画像解像度(I)]を選択

画像解像度を開いたばかりの状態

画像解像度を開いたばかりの状態

画像の再サンプルのチェックを外す

画像の再サンプルのチェックを外す

 画像の方向に合わせてプリントサイズの長辺側を設定する(横幅に254mmを設定)

画像の方向に合わせてプリントサイズの長辺側を設定する(横幅に254mmを設定)

横幅に203mmを設定した場合(縦横比が固定されているため)、縦幅が135.33mmとなり、横幅に254mmを設定した時の169.33mmと比べて無駄が多くなる。この設定でOKする。

横幅に203mを設定した場合

横幅に203mを設定した場合

 変更後のサイズは5,073px(254mm)×3,382px(169.33mm)。長さは変わってもピクセル数に変化がない状態になる。

画像のプロファイルでサイズを確認

画像のプロファイルでサイズを確認

次にカンバスサイズをプリントサイズにする。横長の画像なので横幅は245mmのままで縦幅を203mmに伸ばす(余白を入れて203mmにする)

[イメージ(I)]-[カンバスサイズ(S)]を選択

[イメージ(I)]-[カンバスサイズ(S)]を選択

カンバスサイズを開いたばかりの状態

カンバスサイズを開いたばかりの状態

カンバスサイズの幅と高さhあ先ほど画像解像度の設定で設定をしたので画像のそれと同じになっている。

そこから高さをプリントサイズに合わせるために数mmずつ引き延ばして203mmにする。

縦幅(高さ)を203mmに変更

縦幅(高さ)を203mmに変更

カンバスサイズの設定で「カンバス拡張カラー(C)」の背景色白を選んだ場合の仕上がり

カンバスサイズの設定で「カンバス拡張カラー(C)」の背景色白を選んだ場合の仕上がり

黒にしたいのでここで黒を指定する

黒にしたいのでここで黒を指定する

カンバス拡張カラーが黒になっていることを確認してOK

カンバス拡張カラーが黒になっていることを確認してOK

画像では見えにくいけど余黒になった

画像では見えにくいけど余黒になった

実際はWindowsだとAlt+Ctrl+Iで画像解像度、Alt+Ctrl+Cでカンバスサイズが呼び出せるからCtrl+Tabで写真を切り替えながらドンドン変更していけばOK。Photoshopのバージョンによっては「アクション」を使ってボタン一つで余黒を作る事も出来る。

Photoshopのアクションへの登録

Photoshop Elementsでは出来ないみたいだけど、一連の動作を自動化できる「アクション」を使えばもっと楽に出来る。

アクションウィンドウで新規作成したら設定の記録が始まるので処理したい内容を実行して、最後に停止を押せば完了。

Alt+F9でもアクションウィンドウを呼び出せる

Alt+F9でもアクションウィンドウを呼び出せる

右下ゴミ箱隣の新規作成ボタン

右下ゴミ箱隣の新規作成ボタン

ここで自分はアクション名だけ設定して"記録"ボタンを押す

ここで自分はアクション名だけ設定して”記録”ボタンを押す

記録状態になって赤丸表示になる(アクション名は「203x254余黒」にした)

記録状態になって赤丸表示になる(アクション名は「203×254余黒」にした)

記録状態で記憶させたい処理をドンドン実行する、ここでは上にあるように画像解像度とカンバスサイズを設定する。

画像解像度を選択

画像解像度を選択

画像の再サンプルのチェックを外し、幅に254mmを設定(横長画像の場合)

画像の再サンプルのチェックを外し、幅に254mmを設定(横長画像の場合)

設定した数値が記録されてしまうので縦長の写真を処理する場合は、それ専用に縦長画像用のアクションを別に作る必要がある事に注意。

次にカンバスサイズを選択

次にカンバスサイズを選択

高さを203mmに、カンバス拡張カラーを黒に設定

高さを203mmに、カンバス拡張カラーを黒に設定

記録ボタン左横の停止ボタンを押す

記録ボタン左横の停止ボタンを押す

これで記録終了。同じアクションを適用したい画像を開いた状態で選択項目を再生するだけ。

実際に再生(記録したアクションを他の画像に適用する)

別画像を開く

別画像を開く

 開いた状態で先ほど作ったアクションが選択されていることを確認した上で選択項目を再生ボタンを押す

開いた状態で先ほど作ったアクションが選択されていることを確認した上で選択項目を再生ボタンを押す

一瞬で画像解像度とカンバスサイズが変更される

一瞬で画像解像度とカンバスサイズが変更される

 同じように別名で保存するアクションも作ることも出来る。

基本的にはPhotoshop上で開いておき、Ctrl+Tabで画像を切り替えながら再生ボタンを押すだけでドンドン余黒を設定できる。その時、縦長、横長、それぞれの画像でアクションが異なるので(横幅を254mmにするか、縦幅を254mmにするか)別で行った方が良い。オリジナルとは別場所に別名で保存する所まで記録させておけば更に楽チン。

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