[カギ] サントリーとサーモスが共同開発した「MY BOTTLE DRINK drop」のイベントに参加してきた

会場全体がMY BOTTLE DRINK dropのコンセプトカラーのイエローに

7月上旬のニュースリリースの時に気からなっていたMY BOTTLE DRINK dropの先行体験イベントが開催されたので参加してきた。


MY BOTTLE DRINK drop|サントリー×サーモス

会場は京橋に出来た東京スクエアガーデンのコンベンションホール

会場は京橋に出来た東京スクエアガーデンのコンベンションホール

40名程度のブロガーが招かれて開催されたこのイベントは10月末に発売予定の「MY BOTTLE DRINK drop」の先行体験イベント。

新しもの好きのブロガーが集められた。特に女性の参加が多く、7-8割が女性陣だったかも。

一人に一つMY BOTTLE DRINK dropがセットされていた

一人に一つMY BOTTLE DRINK dropがセットされていた

会場全体がMY BOTTLE DRINK dropのコンセプトカラーのイエロー一色に

会場全体がMY BOTTLE DRINK dropのコンセプトカラーのイエロー一色に

「MY BOTTLE DRINK drop」とは

 冒頭の商品紹介ページにあるように「MY BOTTLE DRINK drop」はサントリー社とサーモス社が共同開発した新しい商品。サーモス社が真空断熱のdropボトルを、サントリー社がお湯または冷水を注いでドリンクになるdropポーションを提供する。


サントリーとサーモスの共同開発 マイボトルドリンク「drop」 2013.7.8 ニュースリリース サントリー食品インターナショナル
※サントリー社ニュースリリース


企業情報/ニュースリリース/2013年7月8日
※サーモス社ニュースリリース

持ち帰り用とは別に体験イベントで使うdropポーションも机に並べられていた

持ち帰り用とは別に体験イベントで使うdropポーションも机に並べられていた

体験イベントの流れ

「サントリーらしくアットホームに」進められたイベントは大きく3つに別れていた。

  • 「MY BOTTLE DRINK drop」についての説明
  • 試飲会
  • 開発メンバーとの座談会

広い会場で10名程度の参加者が一つのテーブルを囲み、お互いにお話を聞きながら、というかたちで進められた和気藹々としたイベントだった。

「MY BOTTLE DRINK drop」についての説明

サントリー食品インターナショナル社 大塚さん、サーモス社 佐々木さんによる説明。

サントリー食品インターナショナル 大塚さんはエスプレッソーダも担当された

サントリー食品インターナショナル 大塚さんはエスプレッソーダも担当された

サーモス 佐々木さんはJNLシリーズを担当した経験をお持ち

サーモス 佐々木さんはJNLシリーズを担当した経験をお持ち

まずは、全く新しい商品である「MY BOTTLE DRINK drop」の楽しみ方をHow toムービーで紹介された。

こちらがそこで流された映像と同じもの(多分)。音楽がとっても良く、心地良い時間の過ごし方を表している。途中でこの商品の特徴でもある「プシュー」という音が印象的に演出されていた。

 

直前にサントリー広報部デジタルコミュニケーション開発部サカイ部長から「”飲み物を通じてお客さまをもっともっと笑顔にしていきたい”をコンセプトにサーモス社とサントリー社が共同開発した」と説明をいただいた。食卓、会議室、アウトドア、移動中の車内のどんなところでも「その、すべてのテーブルがもっと楽しくなったら?」と投げかける。

「”MY BOTTLE DRINK drop”はまったく新しい飲みもの(飲み方)のスタイル」とうたわれているようにいつ・どこでも一番好きな味を好きな温度・濃さで楽しめる。

100人いれば、100のドロップ

100人いれば、100のドロップ

熱々の熱湯でも氷と一緒の冷たーい水でも。子供でも簡単に作れる「MY BOTTLE DRINK drop」。

 そんな商品のイメージを紹介してくれるムービーだった。

実際にドリンクを作ってみた

写真右側は特別に用意されている”drop portion special 12 tastes kit”。このボックス自体がかわいい。会場内に展開された本商品のイメージがいちいちかわいい(誉めてます)。それでいてキャピキャピしていないので取っつきやすく生活の中に素直に入ってくる印象。「何か新しいものを始めるんだ!」という気合いが無くても良くて、心地良い。

まずは12種類の中からポーションを選ぶ

まずは12種類の中からポーションを選ぶ

選んだポーションをひっくり返して、ツメをよく見てセット

選んだポーションをひっくり返して、ツメをよく見てセット

取っ手下ボタンを押してハンドルを持ち上げて

取っ手下ボタンを押してハンドルを持ち上げて

ハンドルを使って「プッシュ!」

ハンドルを使って「プッシュ!」

中身が出たdropポーションを取り出した上で冷たくして飲みたい時は水を注いで

中身が出たdropポーションを取り出した上で冷たくして飲みたい時は水を注いで

 実際はイベントでポーションをセッティングした後、乾杯のようにみんなで一斉に「プッシュ!」とした。なんだか楽しかった。

dropポーションは密封されているので最初のハンドル操作で「プッシュ!」という音が出て気持ちよい。

HELLO NEW DRINK!

HELLO NEW DRINK!

最初に「プッシュ!」とした後は2回くらい更にハンドル操作で中身を押し出す。

水やお湯を注ぐ前にも愉しみ

長期に保存、沈殿等、し難いように加工された飲料水とは異なっ drop て「MY BOTTLE DRINK drop」は香りと味にこだわっている。広口のdropボトルになっているのはその香りを愉しんでもらうため、という事。

dropポーションをdropボトルに開けてすぐはその香りを愉しむチャンス。コーヒー系、お茶系、果実系、共にそれぞれの香りに魅力がある。

広口のボトルなので香りをしっかり愉しめる

広口のボトルなので香りをしっかり愉しめる

dropポーション内は液体なのでサッと溶けるため、混ぜたり振ったりする必要は無い。オレンジや抹茶等の濃いめのものは軽く振って均一にする事も出来るし、その味のグラデーションを感じることも出来る。

「MY BOTTLE DRINK drop」開発についてのプレゼン

 この商品の開発についてプレゼンテーションをサントリー食品インターナショナル社 大塚さん、サーモス社 佐々木さんからそれぞれいただいた。

先ほどつくったドリンクを飲みながら、大塚さんからは飲料市場の歴史とその延長線上にある新しい飲用スタイルとしての本製品について、佐々木さんからはdropボトルの設計コンセプトについてお話しをいただいた。

飲料市場の歴史

飲み物は容器と共に浸透してきた。最初は瓶、次に缶、そしてペットボトル。

瓶は趣向品として多くの人に飲み物に触れてもらう機会を創造した。缶は色んな種類の飲料を提供し、各個人がそれぞれの飲み物を味わうことを促した。つまり、パーソナル化が進んだ。その後には再栓可能なペットボトルが飲み物を飲む場の選択肢を広げた。サントリー社として新しい飲み物を提供し、多様化したニーズにあわせた商品を開発し、シーンにあった新しい商品をもたらしてきた。

2005年のステンレス魔法瓶以降、「飲用時の品質」にこだわるニーズが高まってきた。

今回の「MY BOTTLE DRINK drop」はそういった新しい要望に応えるために共同開発された。

新しい飲用スタイルとしての「MY BOTTLE DRINK drop」

保温保冷可能なマイボトルで作る「MY BOTTLE DRINK drop」向けの飲料は結果として美味しさが続き、豊かな香りと味を愉しむことが出来るものになった。

通常、「濃縮」工程では香りが飛んでしまっていた。そこでサントリーでは豊かな香り・味わいを封じ込める抽出技術を開発した。

またこれまでの清涼飲料では賞味期限は短くても6ヶ月。その間、時間が経ってもどこで飲んでも同じ味になるための技術が必要だった。そのために色が悪くなったり、沈殿・分離する事はタブーとされていた。もちろん、酸化による香りや味の劣化は最小限に抑える努力が必要だった。今回の「MY BOTTLE DRINK drop」では豊かな味わいを実現するにも関わらず長期保存などの目的で使用に制限のあった原料がふんだんに使用できるという開発面での新しいメリットが産まれた。

普段より制約が少ない中で作業を進めることが出来た開発チームメンバ

普段より制約が少ない中で作業を進めることが出来た開発チームメンバ

おいしいものは、手でつくれ。

おいしいものは、手でつくれ。

素材本来の鮮度、香りをぎゅっと閉じ込めたポーションだから

素材本来の鮮度、香りをぎゅっと閉じ込めたポーションだから

dropボトルの設計コンセプト

「dropポーションを手を汚さずに簡単・確実に開封できる」「美味しい温度をキープして中身を漏らさない密閉構造」「香り建ちを楽しめる広口設計で洗浄しやすい構造」の3つ。

実際にハンドルでdropポーションをつぶす構造なので初めてでも簡単にdropポーションの中身を出し切ることが出来た。

真空断熱ボトルで一番好きな温度でつくったドリンクをずっと楽しむことが出来るし、完全密閉構造なので鞄に入れておいても、ハンドルを持ちブラブラしてもこぼれることがない。これはサーモス社製品の品質へ個人的な信頼があるために得ることの出来る安心感かもしれない。

最後に広口構造でドリンクをつくっている最中、飲んでいる時、共に香りを愉しむことが出来る。また、簡単に中側の機構を取り外せるので洗浄もしやすい。後の座談会で佐々木さんに「飲み物のこぼれ難さ」について伺ったところ、出来るだけ底部分を大きくしながらも女性でも片手で持ってもらえるようなピッタリのサイズに仕上げた、とのお話しを伺った。この微妙なサイズ感が素晴らしい。

いい温度を、飲もう。

いい温度を、飲もう。

温度がつづくということは、おいしさがつづくということ。

温度がつづくということは、おいしさがつづくということ。

 試飲会

 12種類のポーションをホット、コールドの両方で会場内に用意された。残念ながら24種類(12フレーバー×ホット&コールド)全ての味を試すことは出来なかったけど気になるものは取り敢えず飲んでみた。

冷たい方も用意されていた

冷たい方も用意されていた

「コーヒー系、お茶系はホットで、果汁系はコールドで」という先入観があったが飲んでみるとどちらでも十分美味しく作られていた。

手前はコーヒー系、果実系、奥はお茶系

手前はコーヒー系、果実系、奥はお茶系

例えばコーヒー系も水を注ぐだけで美味しいアイスコーヒーになる。きちんとローストした感が残っているのでホットコーヒーを入れた後、冷たくしたような味だった。

無糖ですっきりしているのでホット/コールドどちらでも美味しかったベルガモットアールグレイ

無糖ですっきりしているのでホット/コールドどちらでも美味しかったベルガモットアールグレイ

オレンジのホットが勧められていて多くの参加者が試飲していた。同じく、あまとろ梅などは冷たくしても暖かくても甘すぎることがなく後味がすっきりしている。手に入れたら是非、両方試してほしい。

大人気だったHOTでおいしいオレンジ

大人気だったHOTでおいしいオレンジ

水で溶かした感がないので最後の一滴まで美味しいあまとろ梅

水で溶かした感がないので最後の一滴まで美味しいあまとろ梅

 試飲会の時から軽食とデザートが振る舞われ、隣の人と雑談をしながらいろんな味を試すことができた。お茶系を飲みながらサンドイッチを食べ、コーヒー系を飲みながらデザートを、最後に果汁系の甘いドリンクをいただいた。なんだか「MY BOTTLE DRINK drop」の体験イベント、というより食事会に招かれた気分だった。

デザートも甘すぎず美味しかった

デザートも甘すぎず美味しかった

意見交換をしながら互いのドリンクを試しながら

意見交換をしながら互いのドリンクを試しながら

dropポーションの開発メンバにもお話を聞けた

dropポーションの開発メンバにもお話を聞けた

自分がお話を伺ったのはコーヒー系を担当された方。

コーヒー系は一番王道で期待度が高いのでそれを裏切らない味と香りに仕上げる必要があったそう。通常の缶やペットボトルよりも香り立ちを良くしなくちゃ、というプレッシャーも感じられた、とのこと。

「焦がしキャラメルコーヒー」は面白い試みなのでぜひ飲んでみてほしい、と言われていた。

あまとろ梅、マイスターブレンド、太陽のアセロラ、深煎りエスプレッソ、HOTでおいしいオレンジ、白桃烏龍茶

あまとろ梅、マイスターブレンド、太陽のアセロラ、深煎りエスプレッソ、HOTでおいしいオレンジ、白桃烏龍茶

ジャスミン茶、ベルガモットアールグレイ、焦がしキャラメルコーヒー、芳醇カシスコーヒー、香る烏龍茶、抹茶入り緑茶

ジャスミン茶、ベルガモットアールグレイ、焦がしキャラメルコーヒー、芳醇カシスコーヒー、香る烏龍茶、抹茶入り緑茶

 座談会

 各テーブルに3名程度の関係者の方を招いて座談会となった。参加者から聞きたいことがあったり、提供者として率直な意見を聞きたいという希望があったり。

自分のテーブルにはdropポーション他のデザインを担当された方、dropボトルを担当されたから(前出 佐々木さん)が同席いただいた。dropポーションのラベルのデザイン担当とは言いつつ、dropボトルのロゴデザインやdropポーションの形状デザインの(包装開発)担当との連携で進められていたため多岐にわたってお話を伺うことができた。

dropポーションの形状について

元々はラベルが上向きだった。しかし、それがシロップの容器などに見えてしまって面白くない、ということからラベルが前に向いて立つ置き方になるような包装デザインを採用された。

普段の商品で「見たことあるな」というものとはちょっとでも見え方が変わるように、という検討の結果が見受けられた。

dropポーションは立つ形状のデザイン

dropポーションは立つ形状のデザイン

「MY BOTTLE DRINK drop」ロゴデザインについて

元々はdropとロゴだけだったが、「自分のボトルで好きなものを飲む」という説明のために少し長いが、”MY BOTTLE DRINK”を付けた、とのこと。

MY BOTTLE DRINK drop

MY BOTTLE DRINK drop

 dropポーションの中身を出し切る秘密について

 dropポーションには満タンに液体が入っているわけではなく、1/3が空気が入っている。ひっくり返した形でdropボトルにセットされ、ハンドル操作をしたときに空気で中の液体を押し出す。

「プッシュ!」という音はその空気によるものであり、dropポーションは完全にぺたんこにならない。空気を再度ポーション内に戻して残った液体を出し切る工夫がされている。

つぶれきらないdropポーションにより中身を全部出しきれる

つぶれきらないdropポーションにより中身を全部出しきれる

dropボトルについて

「この(MY BOTTLE DRINK dropが持つ)世界を再現するためにどうすればよいか?」「美味しく飲むためにはどうすればよいか?」から開発は進み、構造の見直しが2-3回は入った。

「開封するときの気持ちよさ」「香り立ちの良さ」に焦点を絞って最終的な形状は作られる。

元々、取っ手が無く蓋でdropポーションをつぶす構造だったが、それだとポーション内の液体を全て出しているのかわからなかったり、手が汚れてしまったり、と問題が発生する。

そこで安定的につぶすために軸を固定する案、つまり、ハンドルの採用案が出て今の形になったというもの。

開発当時のお話を楽しそうにされる佐々木さん

開発当時のお話を楽しそうにされる佐々木さん

どこまで液体を入れているのか?がわかる構造が求められたのが他のボトルの開発とは異なるポイントだった。結果、広口の形状であり、中に黄色の目安印をつけることで解決したが、新しいドリンクの形を提供するにはサントリー社、サーモス社の両社とも苦労があった様子。

どれだけの量が入っているのか?が大切なdropボトル

どれだけの量が入っているのか?が大切なdropボトル

dropボトルのカラーについて

「何物にも染まらない白」ということで今回の色が採用された。これはdropポーションと好みの温度/量の水で楽しみ方が変わるこの商品には必要なコンセプトでサーモス社はこの色のdropボトルを用意した。

サントリー社もこの12種類だけでは終わらず第2、第3、また季節(気温の違い)で楽しめるフレーバーを開発している、とのこと。

陶器調の柔らかい白を出すのは大変だったそうで、その結果、持った感じがマグカップに近いものになった。

柔らかい白でスッキリとしたdropボトル

柔らかい白でスッキリとしたdropボトル

dropポーションのラベルについて

色とりどりのフレーバーをdropポーションのラベルで表現したかった。また、飲み物の素なのでグラスやカップに入った飲み物の写真も考えたが、暖かいコーヒー、冷たいオレンジジュースといった先入観を作ってしまうことは避けたかったため原材料や飲料のイメージを大切にした素材でデザインした。

また、それぞれの材料やその種類に違いがあるため、それらすべてを記載できるデザインを考えるのが大変だった、とのこと。

その手でひらく、はじめてのおいしさ。

その手でひらく、はじめてのおいしさ。

その他、次のdropポーションのフレーバー、dropボトルの色やデザインなどについて逆にヒアリングを受けて座談会が終了した。

dropポーションは90円、dropボトルは1,980円で2013年10月下旬から東京、神奈川、埼玉、千葉にある1都3県のセブンイレブンで先行販売される予定。

[SUNTORY公式ブログ] 【速報レポ】サントリー×サーモス 新製品「マイボトルドリンク drop(ドロップ)」先行体験ブロガーイベント/ソフトドリンク – サントリートピックス
※公式のブログでイベント当日の模様がエントリーされてた。

保温性が高いのは必ずしも熱々のコーヒーやキンキンに冷えた果汁系ドリンクだけのためじゃない。一番好きな温度で保ってくれることも出来る。「常温が一番、香りと味を引き立たせてくれる温度」と開発者の方から伺った。

大好きな味を自分好みの濃さ、こだわりの温度で作り、ずっと楽しめる。これが「MY BOTTLE DRINK drop」でしか出来ない初めてのおいしさ。

例えば、氷をたっぷり入れたdropボトルを持って出掛けて、飲む時の気分でdropポーション(フレーバー)を選んで飲む。

例えば、dropボトルとお気に入りのdropポーションを持って山の中へ。ミネラルたっぷりのわき水でティータイム。

例えば、香りと味が最も引き立つ常温のお水でドリンクを作ってリラックスタイムを愉しむ。

そんな飲み物の楽しみ方の一つとしてこの「MY BOTTLE DRINK drop」は楽しくてしょうが無いと思う。

まずは会社の”置きマグ”として使ってみたい。

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