[カギ] 最強のサブ機となったα5100のおすすめ設定

片手で握れちゃうα5100

コンデジのRX100の代わりにα5100を買ったら思いのほか楽しくて一気に自分好みの設定が出来上がったのでメモ。


α5100 | Eマウント | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | ソニー

α5100の購入はRX100からの買い換え

α99用のAマウントは短焦点レンズしか持っていない。イベント会場のメモ撮りやフォトウォーク時のズームレンズ代わりにRX100を使用していた。


DSC-RX100 | サイバーショット | ソニー

RX100はマクロも撮れるし、ズームが100mmまで伸びる。お任せモードにしておけばシャッターを切るだけで綺麗に撮ってくれる。

サブ機のコンデジとしてだけではなくてα99を持って行けない時にはメインにもなる。ボタンカスタマイズで操作性を向上できるし、各種設定へアクセスするためのコントロールリング、ボタン、ダイヤルを備えているので、それらを駆使して自分好みの撮り方ができる。

また、開放F値はF1.8で明るい。描写性能も高いらしく、どんなに絞ってもシャープに写らないその辺のコンデジとは全く違っていた。これだけのものが240gの軽量、かつ、手のひらに入るコンパクトサイズにおさまっているのが嬉しい。

同じく小型軽量で、マクロも撮れる便利ズームを持ったコンデジを色々見て見たけど、RX100M2や同M3くらいにしか目が行かない。重量の増加やWi-Fiの搭載によるバッテリ性能の実利用面での低下というデメリットが気になって、結局「RX100(無印)で良いんじゃ無い?」という結論に至る。

でもオートフォーカス(AF)の性能や高感度性能の向上をはかりたいという思いは募っていった。

そんな折、目にしたのはSELP1650がセットになったα5100パワーズームレンズキット。

α5100 | Eマウント | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | ソニー

α6000と同等のAF性能を持ち、バッテリ込みで283g(SELP1650レンズを入れると+116gで399g)、何よりAPS-Cサイズのセンサーは魅力的だった。

片手で握れちゃうα5100

片手で握れちゃうα5100

α99と比べて必要最小限に省略された物理スイッチは、とっさの操作性には影響があるけどカスタマイズすれば自分の操作範囲では常用できる。これはRX100とα99とを行き来する中で操作を追い込んだ結果。その辺のTIPSや設定は後述。

Eマウントは手振れ補正機能が本体に付いていないので手を出すのに躊躇したが、SELP1650は手振れ補正機能を持ったレンズだった。名称はE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSとOSS(Optical Steady System)が付いているのが目印らしい。


αレンズのテクノロジー | デジタル一眼レフカメラ“α”(アルファ) | ソニー

その上、最短焦点距離は0.25~0.3m(つまり、25cm~30cmまで寄って撮影が可能)。テーブルフォトでの許容範囲。RX100と比べてテレ側が50mmと短くなったけど、APS-CサイズのセンサーでシッカリとしたAFで撮ってしまえばトリミングしても十分使える画像になるんじゃないか?と期待できる。


主な仕様 | SELP1650 | Eマウント レンズ | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | ソニー

F値は3.5始まり(50mm時にはF5.6)と暗いが、α6000以降の高感度性能を信じてISO感度を高く設定すれば使い勝手は低下しない。事実、ソニーのカメラでISOオートで撮影する事に抵抗があったけど、このα5100では結構カメラ頼みにしている事が多い。

撮影の基本

基本はRAW+JPGにして、JPGはMサイズ(Eyefiへの転送時にファイルサイズを小さくするTIPS)。最近は転送も速くて気にしなくても良いけど、スマフォ/タブレットに飛んだ写真は確認用かSNS用なので小さくても構わない(大きく残す写真はRAWを現像するため)。

画質をRAW+JPEGにして画像サイズはM: 12M

画質をRAW+JPEGにして画像サイズはM: 12M

”撮影の基本”と言っても流れは簡単。

  • どの撮影モードでも良いからカメラを構えてフォーカスを合わせた後にホワイトバランスを希望の物に設定。
  • ホワイトバランスが決まったら次にマニュアルモードに変更。
  • まずはISO感度を最低(α5100だと100、RX100だと50まで落とせた)にして他の調整に入る。
  • 撮影対象を入れたい範囲にちょうど入る被写界深度の絞り値にして、希望の明るさになるまでシャッタースピードを落としていく。
  • シャッタースピードは1/(焦点距離)秒を超えそうになったら、頑張って耐えるか、ISO感度を上げるかのどちらかを選択。
  • 姿勢や条件が許せばシャッタースピードを下げて撮る方を優先したい。

構図のアイデアや主役と脇役バランス、表現方法は別にして基本の撮影の流れは上記の通り。ホワイトバランスは固定できた方が感じる明るさに違いが出るし、撮りたい写真の雰囲気に一番影響するところなので固定するのは結構重要。

速い動きを止めたい/スローシャッターで動きを表現したい場合にはシャッタースピードを速めたり遅めたりして調整。主役にしたい物のどこまでをシャープに、どこからをボカして撮るか?の方が重要なので絞り値が全ての軸になると考えてる。

また、暗いところで撮影する場合に暗い場所と明るい場所の差を少なくするために(≒暗い場所を明るくするために)ISO感度を上げて撮る場合がある。画像が割れない程度に上げておいた上で希望の被写界深度のままシャッタースピードを変えて調整するイメージ。

室内での撮影

RX100の時と同じように室内のイベント時にはα5100でもシャッタースピード優先AE(S)で撮影。

全て自動にしていると手振れの限界以上に遅いシャッタースピードで撮影させられるのでシャッタースピードを設定してISO感度と絞り値をカメラに調整させる。

α5100で撮影する時の設定TIPS

ここからがこのエントリーの本題。端的に箇条書きで。

ピント拡大時間を無制限にして撮影に集中する

ピント拡大時間は必ず無制限に

ピント拡大時間は必ず無制限に

 NEXシリーズ使いを見ていつも羨ましかった機能で、α99には無いのがこのピント拡大機能。この機能を使うが故に(スポーツ選手を撮るなどの特別な場合を除いて)フォーカスモードは必然的にマニュアルフォーカスかDMFの二択になる。

ピント拡大機能とは?

通常「SELP1650のズーム/フォーカスリングを回す」「同SELP1650のズームレバーを操作する」「α5100側のW/T(ズーム)レバーを操作する」のどれかでレンズの焦点距離を変えることが出来る(マニュアルモードの場合にズーム/フォーカスリングを回すとピント合わせになる)。

遠くの物を大きく写したい時にはズームイン(テレ端での撮影)し、近くの物や広い範囲で撮影したい場合にはズームアウト(ワイ端での撮影)にする。

そしてマニュアルフォーカス以外のフォーカスモードではシャッターボタンを半押しにしたらカメラが自動でピントを合わせてくれる。自動フォーカス(オートフォーカス)たる所以。

マニュアルフォーカスの場合、若しくはDMF設定時でかつ、シャッターボタンを半押しにしている間はズーム/フォーカスリングを回すと今度はピント調整になる。

そのピント調整をしている間、ピントを合わせている箇所を大きく映し出してくれるのがピント拡大機能。

ピント拡大で合焦した後、全体の表示に戻るまでの時間を設定するのがこの項目。短く設定してしまうと合焦後に身体を前後に振ったり、構図を試行錯誤している間に全体表示に戻ってしまうのでこれを防ぐ。

フォーカスモードはマニュアルモードかDMFの二択

フォーカスモードはマニュアルモードかDMFの二択

難点はピント調整後に全体の構図に戻して全体を確認する事が出来ない事。ここについては「もう一つフォーカスホールドボタンかAF/MF切り替えボタンがあったら良かったのに!」と物理ボタンが少ないことを残念に思ってしまうポイント。

拡大して自らピント調整するので最初からMFにしておけばシャッターを半押しすることで全体表示に戻ることが出来る。

ここは「ある程度までカメラにフォーカスを合わせさせて最後の追い込みを自分でする」DMFか「拡大できるから最初から自分でフォーカス調整する」マニュアルフォーカスのどちらかを選ぶ事になる。ユーザの撮影フローに寄るのでどれがベストか?は異なると思う。

よく使う設定項目を絞り込んでカスタムキーに設定

カスタムキー設定はこの位置

カスタムキー設定はこの位置

α5100には物理的なボタンやレバー、ダイヤルがα99等に比べて少ない。直感的にファインダーを覗きながら色々変更が加えられるα99と操作する上で異なる。

マニュアルモードにした場合、コントロールホイールを回せば絞り値とシャッタースピードを変えることが出来る(二つの行き来はコントロールホイールの下ボタンを押すことで可能)。

ISO感度は同じくコントロールホイールの右ボタンに設定されているため変更せずにこのまま使用する。

カスタムキー設定で中央ボタンにフォーカスエリア、左ボタンにホワイトバランス、?ボタンに撮影モードを設定しておくのが個人的なTIPS。

カスタムキー設定がα5100を使いこなす上で重要なポイント

カスタムキー設定がα5100を使いこなす上で重要なポイント

下ボタンに露出補正を設定しているのはプログラムAE(P)、絞り優先AE(A)、シャッタースピード優先AE(S)を使用する場合用。マニュアル操作時には絞り値、シャッタースピードの設定動作に入る。

フォーカスモードもどこかに割り当てたかったけど、DMFかマニュアルフォーカスからコロコロ変えることもないので必要に応じてmenuを辿って設定変更することにした。

α99では大きなダイヤルで撮影モードを変更できたけど、α5100にはそのダイヤルがないので代わりに?ボタンに割り当てる。

?ボタンでこの設定画面を呼び出せる

?ボタンでこの設定画面を呼び出せる

中央ボタンにフォーカスエリアを割り当て、フレキシブルスポットを一度選択しておくと中央ボタンを2回押すだけで移動可能なスポットが現れてピントを合わせたい物が構図内のどの位置にあるのか?を設定することが出来る。

一度フレキシブルスポットを使えば

一度フレキシブルスポットを使えば

この画面まで中央ボタンのダブルクリックで行ける

この画面まで中央ボタンのダブルクリックで行ける

先ほどのDMFを使用する場合、フォーカスモードを変更することが少なくなる。この辺りの変更を頻繁に行う人は下ボタンに割り当てると良さそう(コントロールホイールを回せば絞り値/シャッタースピードを変更できるため)。

ワンタッチ(NFC)によく使うアプリを設定しておく

 これは個人的な設定/TIPSと言うより説明書に書いてある内容。

 メニューの「ワンタッチ(NFC)」ではスマフォのNFCを近づけた時に起動するアプリを設定することが出来る。

「ワンタッチ(NFC)」はこの位置

「ワンタッチ(NFC)」はこの位置

 デフォルトでは「スマートリモコン内蔵版」が割り当てられているが、「スマートフォンシンク」に設定しておくのがおすすめ。

スマートリモコンでも写真がスマフォに転送されるが、同機能を立ち上げて撮影した写真しか転送されない。つまり、スマートリモコンを立ち上げる前に普通に撮影した写真がスマフォに転送されない。

スマートフォンシンク自体は電源OFF時に自動転送する機能、と説明にあるが、NFCで接続された後、手動で転送するボタンもあるため、ある程度撮影したらスマフォのNFCを近づけて取り込み、SNSへの投稿などに使う事が出来る。

また、撮影写真確認用に持ち歩いているSurface Pro 3にはEyefi mobiカード経由で転送するので通常は「アップロード設定」を切にしておき、必要に応じて入に切り替える。

アップロード設定は基本は切

アップロード設定は基本は切

必要に応じてアップロード設定を入に変える

必要に応じてアップロード設定を入に変える

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物理ボタン/キー/ダイヤルが少なかったり、無かったりするα5100を気持ち良く使う為に必要な設定はRX100の使用時間が長かったから得られたもの。アレが無ければこのコンデジ並みの操作感にすぐ嫌気がさしていたと思う。

そういった物理的な要素を排除したからこそ、得られる軽さや小ささ。これを最大限活かし、かつ、APS-Cサイズのセンサーを楽しめるのがこのα5100。

ちなみに今一番怖いのは、EマウントレンズはこのSELP1650だけにしたいのに、魅力的なレンズが多くて、思わず手を出してしまいそうなこと。タダでさえマウントアダプタがたくさんあってEマウントに限る必要がないので、これだけは気をつけないと。

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