[カギ] αアンバサダー就任 #αアンバサダー

一人一台ずつモニター機の貸し出し

5月30日(土)にαアンバサダーのキックオフミーティングが開催されたので参加した。

自分が使っているカメラがソニー製で、αの魅力を伝えるお手伝いができればと思ってアンバサダー登録したのが5月11日。22日にミーティング参加可否の結果(当選連絡)が来た時にはとても驚いた。選ばれたのなら多くの人がαを好きになるように頑張らないと。


αアンバサダープログラム | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

αアンバサダーとは

αアンバサダー申込みページにあるようにソニーの一眼カメラの魅力を周りに伝えるプログラム。

αアンバサダープログラム | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

αの所有・非所有に関わらずカメラや写真に対して熱い想いを持つ人が参加可能。他社のカメラを使っていても「カメラの事は任せろ!」という人であれば参加できる。もちろん、αを利用していて他社にはない魅力を伝えることができる人も参加しているプログラム。

αアンバサダーになれば製品試用、開発者との座談会、写真家によるセミナー、無料モニターに応募・参加できるようになる、とのこと。

個人的にαアンバサダーになって嬉しいのが定期的にαに関する情報が配信されること。αのユーザが興味を持ちそうなカテゴリを網羅したもので、自分にはなかった視点で発信される情報は読むだけで勉強になる。

αアンバサダーキックオフミーティング

αアンバサダーの最初のイベントとして用意されたのが5月30日のαアンバサダーキックオフミーティング。募集定員は50名の大きなイベントにも関わらず当日のお話では競争率10倍の狭き門だったとのこと。そんなイベントの参加資格を得られるなんて、罰が当たらないか心配になった。

カメラの構造や他社製のカメラについてとても詳しそうな人や、カメラに詳しくないけどうまく活用している人など、バラエティに富んだメンバで構成されているようだったので「初心者でも頑張ってます」枠に入れた気がして少し安心。αの魅力を伝えるのに「詳しい」「詳しくない」とは違うところでできるものがあるはず。

イントロ(1)αアンバサダープログラムについて

αに限らず国内市場向けのデジタルイメージング商品のマーケティング担当、伊藤さんのプレゼンから、キックオフミーティングのゴールについてお話をいただいた。

ソニーマーケティング株式会社 デジタルイメージングビジネス部 伊藤統括部長の挨拶

ソニーマーケティング株式会社 デジタルイメージングビジネス部 伊藤統括部長の挨拶

ソニーのデジタルイメージング事業領域

「デジタルイメージング」がスッと入ってこないくらい世の中のことに詳しくないので調べてみた。少し古いけどわかり易かったのでリンク。

Sony Japan | ANNUAL REPORT 2012|経営方針|I コア領域の強化

そう言えばソニーはイメージセンサのシェア高いらしいし「(これらの3つは)世の中の色んな製品に組み込まれる核になる技術だな」と思った。良くわからないけど、その辺りを「デジタルイメージング」だと思えば良いのかなって勝手に解釈しておく。

αアンバサダープログラムはソニーとアンバサダーが一緒になって多くの人にαを好きになってもらう企画。

当日のキックオフミーティングはソニーが考える「αの魅力」をアンバサダーに、アンバサダーの考える「αの魅力」をソニーに、それぞれ伝えあうことで、コミュニケーションがより深く、活発にになる事を期待されて開催された。

 

イントロ(2)αに込められた想い

次に登壇された岩附さんはαレンズ、αカメラの商品企画を担当されている。ソニーの技術をどの様な形で集約して、どういったカメラを目指して商品を開発しているのか?について伝えるプレゼンだった。

主にソニーにおけるデジタルカメラの歴史と、こだわりについてソニー株式会社 デジタルイメージング事業本部 商品企画部門 岩附統括課長からお話をいただいた

主にソニーにおけるデジタルカメラの歴史と、こだわりについてソニー株式会社 デジタルイメージング事業本部 商品企画部門 岩附統括課長からお話をいただいた

2006年にコニカミノルタからレンズ交換式カメラの事業が引き継がれた所から話が始まった。その時に発売されたDSLR-A100(α100)から10年、コンパクトカメラのサイバーショット第一号機DSC-F1の商品化が1996年だったので”デジタルカメラ”のくくりではソニーは20年を迎えることになる。


ボディ内蔵手ブレ補正機能と新開発有効1020万画素CCD搭載により高画質撮影を実現、デジタル一眼レフカメラ“α100”発売


Sony Japan | Sony Design|History|1990s

映像技術という点ではその前から。プロ用ビデオカメラの技術を民生に用い、ハンディカムを発売するなど「映像表現を変えていきたい」と言う思いで30年間も取り組んできた領域。

誰もやってこなかったような、従来無かった圧倒的な基本機能を実現する、誰もやってこなかったコンパクトなサイズで実現する、(実現手段となるが)そのコア技術を自前で開発する、ということにこだわってきた。

Eマウントにおいても徹底的にこだわり「写りが良いこと」と「機動力(小型化)を確保する」の両立を目指している。エントリーモデルでもAPS-C以上のイメージセンサを搭載しながら、ハイエンドフルサイズモデルでも最軽量レベルのカメラを実現している。

「こんなに写りが良いのに、こんなに軽くて小さいんだ」と言われるようなカメラシステムを目指して取り組んでいきたい。その為に主要デバイス(技術)を自前で開発し、統合的に制御するアルゴリズムを自社内でどんどん進化させていくことにこだわっていきたい。

そういった取り組みをオピニオンリーダとなるアンバサダーに技術、商品を介して知ってもらい、気付きをフィードバックしてほしい。また、同じようにαに興味がある人に共有して貰い、フィードバックを得られる輪を広たい。そういった活動にこれまで以上に取り組んでいきたいと考えてアンバサダープログラムを進めている。

イメージセンサ、レンズ、画像処理エンジン(プロセッサ)毎の技術紹介

ここから3つのグループに分かれてそれぞれの技術紹介を実際に開発に携わっている技術者の方から説明を受けるコーナーになった。

最初はイメージセンサのお話。印象に残ったのは高感度の話と手振れ補正の話。

イメージセンサーの技術紹介 ソニー株式会社 DI事業本部 商品企画部門 システム設計部 富田さん

イメージセンサーの技術紹介 ソニー株式会社 DI事業本部 商品企画部門 システム設計部 富田さん

量販店においてある高感度を試せるボックスが登場。感度を409,600まで上げて暗闇の中の虎を映し出すデモが行われた。

量販店で見たことのあるα7sのロゴ入りボックス

量販店で見たことのあるα7sのロゴ入りボックス

真っ暗なはずなのに感度を最大に上げると中にいる虎が見えるようになる

真っ暗なはずなのに感度を最大に上げると中にいる虎が見えるようになる

自分のした素人質問は「感度を上げても画像が粗くならない為の技術はどのチームが担当しているのか?」と言うもの。画像が粗くなるのは一般的に仕方のないものなのか、技術の向上があれば対応できるのか、可能ならどこが、どういう方向で頑張れば実現できるのか知りたかった。

答えとしては「相互に調整しながらノイズをなるべく減らす調整が必要。ISOを上げるとノイズが入るのは物理現象なので仕方が無いが、その発生するノイズを抑えていく取り組みになる。イメージセンサでノイズを減らし、信号処理側でノイズが乗っていても綺麗に見せる、という方法が考えられる」だった。

光が届いて無いところの絵を画像として残すって無理難題だと思ったけど、技術の組み合わせで対応する余地はあるみたいなので期待。

手振れ補正についてはソニーの場合、マグネット(磁石)の力を使ってセンサを正しい位置に保持しているらしく、その位置合わせの正確さは技術的に大変なことらしい。

マグネットのため、センタ保持のためにバッテリは消費しない

マグネットのため、センタ保持のためにバッテリは消費しない

他社では動力が必要なため、それと比べて低消費電力が実現しているとのこと。マグネットにすることでこの辺りのメリットも出てくる。

技術革新には必ずと言っていいほど消費電力の増加がついて回っていた。低消費電力化と新技術の開発は気っても切り離せない物になっている。技術開発・商品開発においても同じ。自分の領域で何かをしたいときに他の領域の協力を得て実現するなど、自社で主要な技術の全てを内製可能なソニーならではの強みが活かされている。

αレンズの紹介 ソニー株式会社 DI事業本部 コア技術部門 工学設計部 大竹さん

αレンズの紹介 ソニー株式会社 DI事業本部 コア技術部門 工学設計部 大竹さん

次に自分達のチームがお話を伺ったのはレンズのお話。

AマウントとEマウントの違いを中心に知ることができた。主にEマウントの方がレンズ設計のし易いことやオートフォーカスの種類による利点(位相差AFとコントラストAFの違い)、コーティングなどをわかり易く教えていただいた。

安価に高性能なレンズを提供できるのは強み(Eマウント)

安価に高性能なレンズを提供できるのは強み(Eマウント)

発売前のDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAの分解品を回覧していただいたのだけど、撮影NGだったので写真は無し。防滴のためのリングがあったりして興味深かった。


SEL35F14Z 特長 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

レンズの技術紹介よりもその後の質疑応答で有ったソニーのレンズの方向性についてのお話が面白かった。

質問者がボケ重視と解像度重視、若しくは両立の方向性を訪ねた時にそのコメントがあった。

「ツァイスレンズはバカが付くほどコントラスト重視。ボケの配慮はするけど”ボケが美しい”という部分に強いこだわりは余り無い」「逆にソニーレンズ、Gレンズはコントラストは重視するもボケとの両立を意識している」と言うもの。

(ソニーの)ツァイスレンズの写真は好きだけど「なぜ好きなのか」がわかってなかった。このコメントを聞いて、コントラストに重きを置いて撮影したら好きな写真が撮れるんじゃ無いか、と素人ながらわかった気がしてスッキリした。

最後は画像処理エンジン(プロセッサ)について。

プロセッサーの技術紹介 ソニー株式会社 DI事業本部 商品設計部門 システム設計部 統括課長 小阪井

プロセッサーの技術紹介 ソニー株式会社 DI事業本部 商品設計部門 システム設計部 統括課長 小阪井

高速画像処理エンジンであるBIONZ Xの説明が中心。


α7R 特長 : 35mmフルサイズセンサー搭載 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

光がセンサに取り込まれ、画像信号処理がデジタルで行われ…とカメラ内処理が進むと何度かアナログ→デジタル、若しくはデジタル→アナログの変換が生じる。アナログ→デジタルのタイミングでは必ずノイズが残り、それを低減することが永遠のテーマになっている。

デジタルならではの(輪郭の)カクカク感を抑えたり、テクスチャにあわせて局所的に処理するなど全体の制御を行うパートになる。それだけでは無く、手振れ補正時の予測やHDRなどもあわせてCPU的な処理を一度に賄っている。

イメージセンサがはき出した映像をキチンと処理するのが画像処理エンジンの役割。ソニー社内で数年後のセンサの性能や方向性の共有を受け、画像処理エンジンが進んでいかないとならない方向性を定める等、社内で協力全面的に受けられるというメリットが活かされた連携になっている。

このパートでは結構雑談形式になり、エンジニア論や理解のある上司のお話など懇親会の話題になりそうなお話も聞けて面白かったので、是非次回は宴会をしながらグダグダとαに関係すること/しないこと関係無しにお話が出来る会があったら良いのに、とも思ったり。

モニター機の貸し出し

事前のアンケートでモニター機をα7かα6000のどちらにしたいか(若しくはどちらでもよい)の質問項目があり、それに沿った貸し出し。途中の技術紹介のパートでα7Sの高感度やα7IIのフルサイズイメージセンサがあったので是非それを用意したかったのだけど難しかった、とのこと。

一人一台ずつモニター機の貸し出し

一人一台ずつモニター機の貸し出し

α7も超小型フルサイズカメラで良い機種だし、α6000のサイズ感はAPS-Cとは思えないもの(それにファインダも付いてる!)。最初にあったαの魅力をきちんと持った機種なので1ヶ月という短い期間だけど使い倒して出来るだけたくさんのフィードバックを出せるようにしたい。

ちなみに自分はα6000とSELP1650のセットをモニター。

α6000を手に入れて用意した周辺機器

折角モニターしているα6000なのでいつもでも持ち出せるようにしたい。用意したのはストラップ(とクイックシュープレート)とケース。

ストラップはヤッパリPeak DesignのCuff


Cuff | Peak Design

ついでに雲台に取りつける、若しくはPeak DesgnのSlideを付けられるようにMICROPlateも一つ追加。


MICROplate | Peak Design


Slide | Peak Design

Peak DesgnのAnchor Linkを取りつけるとこうなる

Peak DesgnのAnchor Linkを取りつけるとこうなる

側面(MICROPlate)側

側面(MICROPlate)側

ちなみにMICROPlateだと、バリアングルのディスプレイに干渉はしない。

ケースはCRUMPLERのGypsy Moth Pouchがピッタリ

以前に友だちの為にリストストラップを購入しに行ったCRUMPLER銀座で丁度セールをやっていたので買ったのがこのポーチ。お安く手に入れられたこれがα6000とSELP1650の組み合わせにピッタリだった。


Gypsy Moth Pouch | Crumpler

今までは周辺機器を入れるバッグにしていたけど、これだけピッタリならα6000+SELP1650使わない手はない。

CRUMPLERのGypsy Moth Pouchとα6000+SELP1650のサイズ感

CRUMPLERのGypsy Moth Pouchとα6000+SELP1650のサイズ感

CRUMPLERのGypsy Moth Pouchにα6000+SELP1650を入れたとき

CRUMPLERのGypsy Moth Pouchにα6000+SELP1650を入れたとき

これで持ち出しまくって、αを体験しまくらないと。



αアンバサダーキックオフミーティング | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

公式のイベントレポートが上がっていたので追記。


αアンバサダープログラム | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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