[カギ] 隠れた観光スポットのヤマハコミュニケーションプラザで大人の社会科見学 #ヤマハCP

ヤマハコミュニケーションプラザ

ヤマハ発動機のご担当から今度は”大人の社会科見学”にお誘いいただき、同本社のある磐田市に行ってきた。集合したのは浜松駅の新幹線口。そこからバスで磐田市に移動。

エンジン分解組立体験とオートバイ工場見学とリニューアルされたヤマハコミュニケーションプラザの見学、と今回も盛りだくさんのアクティビティ。


コミュニケーションプラザ – 企業情報 | ヤマハ発動機株式会社

到着したのは昨年のイベント以来のヤマハコミュニケーションプラザ(”ヤマハCP”と略してよばれているらしいのでハッシュタグは”#ヤマハCP”に)。

[カギ] ヤマハ発動機 ブロガー向けマリン体験会に参加した | カギログ

ヤマハ発動機の製品や取り組みが多岐にわたり、社員でさえも横の部署がやっていることを把握しきれなかったりと言うこともあったとか。それを解消する(コミュニケートする)目的のために製品を一堂にそろえて展示するスペースとしてこのヤマハコミュニケーションプラザが作られた。(説明員の方より)

現在では一般向けに同社の取り組みを伝える(コミュニケートする)場として一般に無料で公開されている。

リニューアルされたヤマハコミュニケーションプラザ(ヤマハCP)

昨年お邪魔したときから少し変わっていた。

今年(2015年)は1階エリアの展示や、3階カフェのメニューやレイアウトをリニューアル。2016年は2階歴史エリア、翌年2017年には外壁他に取りかかる3ヶ年計画を遂行中とのこと。

確か、昨年お邪魔した際、入ってスグの展示はピアノとオートバイが並んでいた。これはその後、発表されるproject AH A MAYへの布石だったように思える。

昨年ヤマハコミュニケーションプラザに来た時の写真(2014年7月)。

入ってスグはこんな感じでピアノとオートバイを新旧製品のセットが取り囲んでいた(2014年7月)

入ってスグはこんな感じでピアノとオートバイを新旧製品のセットが取り囲んでいた(2014年7月)

ファーストモデルと最新のモデルのコントラスト(2014年7月)

ファーストモデルと最新のモデルのコントラスト(2014年7月)

「デザインのYAMAHA」につながる記述も(2014年7月)

「デザインのYAMAHA」につながる記述も(2014年7月)


project AH A MAY (ヤマハ株式会社、ヤマハ発動機株式会社の共同デザインイベント) | DESIGN | ヤマハ株式会社
[カギ] 「Two Yamahas, One Passion~デザイン展2015~」でproject AH A MAYに触れた | カギログ
六本木での展示イベントにお邪魔した時のエントリー

以下が展示の一部。ズラッとたくさんの機械が並んでいるだけでも良い眺め。

先日訪問時のヤマハコミュニケーションプラザの入ってスグの展示

先日訪問時のヤマハコミュニケーションプラザの入ってスグの展示

真ん中に鎮座するのはやはりYA-1

真ん中に鎮座するのはやはりYA-1

1955年 YA-1 – 企業情報 | ヤマハ発動機株式会社 企業情報
YA-1はヤマハ発動機の製品第一号。
小型のヘリコプターも!

小型のヘリコプターも!

ヤマハ発動機が過去に取り組んでいた自転車も展示されている

ヤマハ発動機が過去に取り組んでいた自転車も展示されている

時限的な展示で訪問時には原付にフォーカスした催しが開催されていた

時限的な展示で訪問時には原付にフォーカスした催しが開催されていた

同好会で創った人力飛行機も展示

同好会で創った人力飛行機も展示

鈴鹿8耐で2015年のチャンピオンになったことを記念して展示もあった

鈴鹿8耐で2015年のチャンピオンになったことを記念して展示もあった

こんな感じで盛りだくさん

こんな感じで盛りだくさん


鈴鹿8耐を通じた、ヤマハのヒト・モノ創り | 2015 鈴鹿8耐スペシャルサイト | ヤマハ発動機株式会社
ヤマハ発動機がエンジン開発、ヤマハのインテリアを担当したトヨタ2000GT(窓が閉まっててインテリアが上手く写ってないけど)

ヤマハ発動機がエンジン開発、ヤマハのインテリアを担当したトヨタ2000GT(窓が閉まっててインテリアが上手く写ってないけど)

1967年 TOYOTA 2000GT – 企業情報 | ヤマハ発動機株式会社 企業情報

写真映えするモノがいっぱいのヤマハコミュニケーションプラザ

ヤマハコミュニケーションプラザはカメラで写真を撮るのが好きな人にもオススメ出来る。

構えてシャッターを切るだけで素敵な写真に出来上がるので嬉しくてずっと撮っていたくなっちゃう。

エンジンにフォーカスをあててYA-1をかっこよく

エンジンにフォーカスをあててYA-1をかっこよく

ヤマハ発動機発のスクーターSC-1もキラッキラ

ヤマハ発動機発のスクーターSC-1もキラッキラ

3フロアを使った展示なので飽きが来ない

3フロアを使った展示なので飽きが来ない

インテリアがカッコイイボートも展示

インテリアがカッコイイボートも展示

展示スペースのライトの色が独特な場所もあるけどレースマシンもズラッと

展示スペースのライトの色が独特な場所もあるけどレースマシンもズラッと

もう、機械が並んでいるだけでキラキラ輝いているのでどんな撮り方してもかっこよくしか写らない。

絞りを開けて撮っても

絞りを開けて撮っても

絞っても格好良くしか写らない

絞っても格好良くしか写らない

キーワードは”集積”と”コミュニケーション”(ヤマハコミュニケーションプラザの取り組み)

コミュニケーションプラザでは単純にヤマハ発動機の製品を展示するだけじゃ無い。

キーワード:”集積”

「歴史資産の保存活用」をキーワードに”モノの集積”と”情報の集積”を行っている。前者はオートバイのアーカイブ化などの市販車のレストアが含まれている。

時にはガラクタ同然のモノをレストアし展示する、という。

歴史資産保存活用として動態(発売当時そのままの動く状態)で保存

歴史資産保存活用として動態(発売当時そのままの動く状態)で保存

後者の”情報の集積”はコミュニケーションプラザに既に展示されている歴史資産のデータ化はもちろんのこと、旧車関連情報を整理しWebを介してSNSで発信するまでを担う。

キーワード:”コミュニケーション”

「社会貢献」をキーワードにエンジンの分解組立体験や工場見学のような館内で行われるイベントと館外のイベントを企画・開催する。

感動を生む「モノ創り」と「音楽」のイベント

感動を生む「モノ創り」と「音楽」のイベント

今回参加させて貰う、エンジン分解組立体験やオートバイ工場見学はこの取り組みの一つにあたる。

カフェでRevs your Heart

「Revs your Heart」はヤマハ発動機のブランドスローガン。カフェでもヤマハ発動機はあなたをワクワクさせる。


ブランドスローガン “Revs your Heart”(レヴズ ユア ハート)の展開について – 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社 企業情報

ヤマハコミュニケーションプラザは多くのファンが自身のオートバイで訪れる聖地のような存在になっている。その際、同プラザ内のカフェで一息ついたりして楽しむ、とも。

県外から来たバイカーをいろとりどりの”地のモノ”を使った地産地消のメニューでおもてなし。携帯充電台の準備があったり、心遣いを持ったカフェになっている。

地産地消のメニューが並ぶ

地産地消のメニューが並ぶ

デザート、ドリンクメニューも地のものが

デザート、ドリンクメニューも地のものが

テーブルの下に電源タップが用意されていてツーリングの休憩には助かる

テーブルの下に電源タップが用意されていてツーリングの休憩には助かる

また、見晴らしの良い大きな窓際のカウンターでは停めた自分のバイクを見ながらお茶ができると喜ばれているらしい。

写っているオートバイは今回の参加者に説明するためにわざわざ用意していただいたもの!

写っているオートバイは今回の参加者に説明するためにわざわざ用意していただいたもの!

このヤマハコミュニケーションプラザ内カフェでも人気なのが数量限定の「季節のRevプレート ~静岡そだち」。今回はランチとして参加者全員分を当日は用意していただいた。

季節のRevプレート ~静岡そだち”はその時々で内容が異なる

季節のRevプレート ~静岡そだち”はその時々で内容が異なる

季節のRevプレート ~静岡そだち”はその時々で内容が異なる

季節のRevプレート ~静岡そだち”はその時々で内容が異なる

ツアーにヤマハコミュニケーションプラザを組み込んだら昼食はココにしておけば美味しく地のモノを食べることができるので一石二鳥って真剣に思う。

エンジンの分解組立体験とオートバイ工場見学

上記で紹介した昼食を挟むような形で午前中にエンジンの分解組立体験、昼食後にオートバイ工場の見学を行った。オートバイ工場の見学中は写真撮影が例によってNG。

エンジンの分解組立体験

今回体験したエンジンの分解組立は通常、夏休み等に親子で参加できる体験教室の一つとして開催されてて、一番人気のものらしい。

夏休み一番人気のプログラムは、「本物のエンジン」の分解・組立教室 – トピックス | ヤマハ発動機株式会社

通常は子供とお父さん、若しくはお母さんが2人1組となって取り組む。当日は初めてお会いする人とのチームになる事もあるので名札を用意していただいた。

参加者同士初めての人もいるので名札を付けて

参加者同士初めての人もいるので名札を付けて

コイツが今回分解(その後組立)する2ストロークエンジン

コイツが今回分解(その後組立)する2ストロークエンジン

こんな風に一つの机に2機のエンジンを4人で

こんな風に一つの机に2機のエンジンを4人で

ヤマハコミュニケーションプラザ内の一角で開催(いつもセミナーをしてくれるところ)

ヤマハコミュニケーションプラザ内の一角で開催(いつもセミナーをしてくれるところ)

子供向けとはいえ、本物のエンジンを本物の工具で分解組立する。日頃、なかなか手にしない工具を扱えるので眼がランランしながら作業してしまう。

実際のエンジンを見ながらわかり易く説明。わかっていそうで、わかっていなかったキーワードの説明は改めて勉強になった。

ボルトとは?から丁寧に説明してくれる

ボルトとは?から丁寧に説明してくれる

「知ってて当たり前」って思うことでも実際に触りながらだと気分があがる

「知ってて当たり前」って思うことでも実際に触りながらだと気分があがる

本物を使うので怪我をする可能性があるため安全に楽しく作業を

本物を使うので怪我をする可能性があるため安全に楽しく作業を

途中でナットを外す順番や締める順番なんかを理屈と共に教えてくれるので理解が深まる。

ヘッドシリンダのナットを外す順番が指示される

ヘッドシリンダのナットを外す順番が指示される

これは実際に体験してナンボ。メカメカしいのを見て興味が湧くタイプなら絶対に楽しめるのでチャンスがあれば参加してみることをお勧め。

今回使った工具達

今回使った工具達

ナットやボルトに合ったサイズの工具を選ぶ必要がある

ナットやボルトに合ったサイズの工具を選ぶ必要がある

ラチェットレンジにソケットが一番使い勝手が良かった

ラチェットレンジにソケットが一番使い勝手が良かった

お気に入りだったのはこのT型レンチとソケット

お気に入りだったのはこのT型レンチとソケット

時にはソフトハンマーも使う

時にはソフトハンマーも使う

再度組み直すのでどのパーツがどれだったか?を覚えておくため外した物は必ず整頓しておく

再度組み直すのでどのパーツがどれだったか?を覚えておくため外した物は必ず整頓しておく

パーツの向きも時には重要な情報になる

パーツの向きも時には重要な情報になる

超真剣になってしまう分解作業

超真剣になってしまう分解作業

どうしようも無くなったらサポートスタッフが助けてくれるので安心

どうしようも無くなったらサポートスタッフが助けてくれるので安心

分解時のクライマックスはボディシリンダを外すとき

分解時のクライマックスはボディシリンダを外すとき

ピストンが顔を出す

ピストンが顔を出す

ここでも実はT型レンチが大活躍

ここでも実はT型レンチが大活躍

滑らかにシリンダを回すベアリングを確認

滑らかにシリンダを回すベアリングを確認

分解後は組み立て。分解した反対の順番に組み直していくだけなのだけど、向きを覚えてなかったり、難しい所があったりでちょっとコツがいる。

シリンダを組み直す部分はピストンリングを押さえながら

シリンダを組み直す部分はピストンリングを押さえながら

締め付けるときに傾きを抑えるために占める順番を間違えないように指示が

締め付けるときに傾きを抑えるために占める順番を間違えないように指示が

何とか全員エンジンを組み直してアクティビティ終了。工具を使う作業は男女問わず楽しくって。子供じゃなくてもはしゃいじゃう。

オートバイ工場の見学

午前中のエンジン分解組立体験後にカフェで昼食をとり、その後二班に分かれて工場見学へ。

今回訪問した工場の役割は本社工場、部品事業所、部品製作の協力会社から集めてきた部品を最終的に組み立てる部分。

ラインはセル方式とライン方式がある。流れ作業で一人が一定の組み込み作業のみを行うライン方式が大量生産工場のイメージだけど、この組立工場では車種によっては2人1組で完成まで行うセル方式のものもある。

1台/2分の生産能力を持ち、128名(2015年10月時点)で毎月1万台のモーターサイクルを組み立てている。

清水港からも近いこの工場が最終組立工場となっている。海外向けの出荷についてはこの敷地内で税関手続きも完了させる機能を持つ。

工場内は危険がいっぱいなので帽子を被って見学

工場内は危険がいっぱいなので帽子を被って見学

工場内は例によって写真撮影禁止なのでヤマハ発動機社広報の方からいただいた写真で簡単に紹介。これも実際に現場で見た方が絶対に面白いので雰囲気だけを。

流れ作業で作るライン方式(※ヤマハ発動機広報提供写真)

流れ作業で作るライン方式(※ヤマハ発動機広報提供写真)

二人一組で作り上げるセル方式(※ヤマハ発動機広報提供写真)

二人一組で作り上げるセル方式(※ヤマハ発動機広報提供写真)

作業中は必ずメガネを装着(※ヤマハ発動機広報提供写真)

作業中は必ずメガネを装着(※ヤマハ発動機広報提供写真)

工場内ではコンプレッサーを用いた機器を用いる。目に物が入るのを防ぐ為、メガネを着用していない人はゴーグルを装着する。

スポットクーラー(真ん中辺りの上から伸びてきてる銀色のパイプ)で作業のし易い環境に(※ヤマハ発動機広報提供写真)

スポットクーラー(真ん中辺りの上から伸びてきてる銀色のパイプ)で作業のし易い環境に(※ヤマハ発動機広報提供写真)

エンジン部分の組み立て(※ヤマハ発動機広報提供写真)

エンジン部分の組み立て(※ヤマハ発動機広報提供写真)

エンジンをフレームに組み込む(※ヤマハ発動機広報提供写真)

エンジンをフレームに組み込む(※ヤマハ発動機広報提供写真)

わかり難いけど写真左上のバスケット状の物に取りつける物が1台分まとまって用意されている(※ヤマハ発動機広報提供写真)

わかり難いけど写真左上のバスケット状の物に取りつける物が1台分まとまって用意されている(※ヤマハ発動機広報提供写真)

実際にローラーの上でエンジンの回転数を上げて出荷前テスト(※ヤマハ発動機広報提供写真)

実際にローラーの上でエンジンの回転数を上げて出荷前テスト(※ヤマハ発動機広報提供写真)

実際の工場では製造の流れを上から下までわかり易く一つずつ説明してくださる。工場内では無人でパーツを運搬するAGV(Automatic Guided Vehicle?)が走っていたりして面白い。

コミュニケーションプラザについての内展示物の説明

プラザ内を見学する前にリニューアルにあわせて作り直されたヤマハ発動機の歴史や概要を説明するビデオでツアー前の予習。

 

その後、プラザ内をツアー。成り立ちなどをビデオで見ているので各種製品がスッと頭に入ってくる。

説明される方にゾロゾロついていく参加者

説明される方にゾロゾロついていく参加者

 終了時間の関係で10分でのツアーをされたのだけど急かされてる感がない!プロ!

終了時間の関係で10分でのツアーをされたのだけど急かされてる感がない!プロ!

ヤマハ発動機の事業と陸空海の15事業

ヤマハ発動機の事業と陸空海の15事業

歴史について説明するゾーン

歴史について説明するゾーン



YAMAHA Riding Works blog(ヤマハ発動機公式ブログ)|【大人の社会科見学】ブロガーさん達がヤマハ コミュニケーションプラザにやってきた!

仕事で忙しくするだけでなかなか手を動かしてのアクティビティをすることがない。工具を使った体験や、工場見学で普段使わない筋肉や脳を刺激することで「モノ造りの楽しさ」を改めて実感。

ヤマハコミュニケーションプラザは多くの人々にその楽しさを感じてもらえるようにヤマハ発動機が作った。

「もっともっとモノ造りを、ヤマハ発動機を、知ってもらいたい」とヤマハコミュニケーションプラザではこれからも興味深いイベントを企画しているみたい。近場に寄る機会があったらヤマハコミュニケーションプラザが発信している情報をチェックして行くのも良いかも。

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