オートバイに乗る際にナビとして活躍するスマホ、基本的にはインカムで音声を飛ばしているので運転中は見ることはないけど、オートバイを停めて、ポケットから出して、スリープ解除して…ってやるのも面倒臭い。なので、カーナビみたいにハンドル部分に取り付けておくのが便利。
自分が買ったスマホホルダについてメモ。
スマホホルダ利用に関する注意点
オートバイに乗っているときのスマホの利用に関するルール的なものと、ホルダを選ぶ時の注意点を確認した。
オートバイ運転時のスマホ利用に関する交通ルール
まず、スマホの利用について調べてみた。単直にスマホを操作しながらの運転(文字通り〝ながらスマホ〟)はNG。2019年の道路交通法改正で「携帯電話使用等対策の推進を図るための既定の整備」として罰則強化され、わき見運転からながらスマホを明確に切り分けて対処していくことになってる。
わからないなりにホルダにスマホをセットしたオートバイの場合を調べてみた。運転中に直視はもちろん、信号待ち停車中でも、最悪は取り締まる人が直視していると感じたら携帯電話使用等(保持)違反(保持=携帯電話等を保持、使用、および画像中止)になりうるみたいなので「見てるような振る舞いをしない」が安全かな、と個人的に。基本は耳でナビしてもらって、わからなかったら安全なところに駐車してスマホで確認、とかですかね。
オートバイの振動がスマホ故障の原因になりうる
次にスマホが取り付けられればなんでも良いと思っていたら最近iPhoneのカメラがオートバイの振動で故障する的な情報を多く見た。多くはAppleサポートのこのページを引用している。
結果、最後に書いてある「iPhone 本体や OIS/AF システムの損傷のリスクを軽減するため、防振マウントの使用をおすすめします。また、損傷のリスクをさらに回避できるよう、長期にわたる常用は控えた方がよいでしょう」ってことのよう。
各種メーカからの対応品
各種スマホメーカも「防振」とか「振動に強い」とかの機能を盛り込んだ商品を投入してきている。振動を吸収するアブゾーバーだけをオプションで追加すれば良いって商品もある。海外だと「bomb-proof」とか言ってるみたい(最初bumpかと思った)。
カエディアは宅配なバイクの人御用達っぽい感じがあって、シェードカバーとかのオプションもあるし、無線充電対応しているホルダも用意されているし、よく見掛けるかも。サイズが合えば対応できるスマホも多いしね。
スマートフォンホルダー3+ | バイク用スマートフォンホルダー | スマートフォンホルダー(デイトナオリジナル) | 商品を探す | デイトナ
デイトナも多くのスマホに対応したホルダを用意している。ミニマムな構成でスッキリしている印象。
デイトナが提供するもう一つのライン、SP CONNECT。専用ケースがいるけど、さらにミニマムな構成。「SP CONNECT ANTI VIBRATION MODULE」も用意されている。
あとはカメラ関連でお世話になったPeakDesign。これも専用ケースが必要だけど、マウント内に防振機能が取り込まれてる。デザイン的にも好きな人が多そう。
QuadLockスマホマウントシステム
自分が選んだのはQuadLock。ケースも専用だし、欲しい形に揃えたら価格も高めだけど、購入当時では自分の目的に一番合ってた気がしたので(今でもそう思ってる)。
選んだ理由は防振ダンパとRAMマウントの製品のような拡張性。あとはMagSafe充電に対応しているところ。
まずはスマホケース以外の購入した製品一覧。
ハンドルバーマウント PRO モーターサイクル用
まずはハンドルへのマウント。オートバイ用にアルミニウムで作られているものを選択。「PRO」のついていない「ハンドルバーマウント V2 モーターサイクル用」でも良いのかもしれないけどね。自分のバイクのハンドルバー径が雑に図って22.7mmだったので付属のパーツで問題なく取付できた。
衝撃吸収ダンパー モーターサイクル用
次に衝撃吸収ダンパー。本来は以下の画像みたいにマウント部とスマホを止めるヘッド部分の間に挟んで機能するみたい。
IP66防水防塵 ワイヤレス充電ヘッド モーターサイクル用 V3
IP66防水防塵 ワイヤレスチャージングヘッド モーターサイクル用 V3 Quad Lock Japan クアッドロックジャパン
ワイヤレス充電できるようになるヘッド部分。単体の写真を見ただけでは何のことかサッパリだけど、以下のようにスマホ背面に設置して充電できちゃう。もちろん、オートバイからUSBの給電(Type-C)が必要。
IP66防水防塵 ワイヤレスチャージングヘッド モーターサイクル用 V3 Quad Lock Japan クアッドロックジャパン
さらに自分の場合はこのワイヤレス充電ヘッドの下に衝撃吸収ダンパーの構成。文字だけ見たらゴチャゴチャしてそうだけど、実際は結構スッキリ(してると思う…)。
ナックルアダプター – パーツ
もう一声スッキリさせたい欲が高まって買ったのが「ナックルアダプター」。これがなくても上の3つで十分成り立つ。ただ、ハンドルバーから前方向にオフセットしなくていいんでは?との思いからスマホの角度を変えて、少しだけ高さを稼ぐためにこちらを購入
オートバイからの電源供給
自分のオートバイには最初からUSBソケットがハンドル周りについているのだけど、出力とか仕様がよくわからない。あてにしておいて使えなかったら面倒臭いので前に乗っていたオートバイで実績のあったUSB電源を納車時に取り付けてもらった。
出力もしっかりしてそうだし、電圧が不足していたら点滅でわかるし(特にデフォルトでついているUSBで給電してるとわからないもので)。何より、Type-Cでコンパクトだしね。
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